情報ピックアップ SEA TO SUMMIT 2018 LAKE BIWA HIGASHIOMI   昨年に続き2回目の開催となる「びわ湖 東近江SEA TO SUMMIT 2018」は、湖から山へと自力で進む中で自然の循環を体感し、  自然の大切さについて考える環境スポーツイベントです。   6月2日(土)は、開会式と環境シンポジウムを能登川コミュニティセンターで、前夜祭を「能登川水車とカヌーランド」で開催しました。  3日(日)は、全国各地から集まった参加者約200人が琵琶湖から鈴鹿10座の一つである天狗堂までの約47キロメートルのコースをカヤックやカヌー、  自転車、登山で進み、市内の豊かな自然の中を駆け抜けました。 琵琶湖から鈴鹿山脈まで 自然を体感しながら東近江市を満喫  2日(土)の環境シンポジウムには約250人が参加しました。『「森里川湖」で生きる』をテーマに、東近江市永源寺森林組合の松尾扶美さん、 ブドウ農家の漆崎厚史さん、イワナ養殖業の池田達則さん、東近江市ホンモロコマイスターの小林晃さんら4人が話す自然との共生や、次の世代へ 豊かな自然をつないでいくことの重要性など、それぞれの思いに参加者は聞き入りました。  前夜祭では、参加者は地場産品のホンモロコなどを味わいながら、能登川水車太鼓の皆さんによる演奏をはじめ、歌や音楽、大道芸などの催しを楽しみ、 交流を深めました。  3日(日)早朝6時、「能登川水車とカヌーランド」から琵琶湖に出て折り返すコースをカヤックなどで順にスタート。風もなく、清々しい朝の光を浴びながら、 参加者は伊庭内湖から広大な琵琶湖を目指し漕ぎ出しました。  続いて自転車に乗り換え、厳しい峠を越えながら蛭谷町の「木地師やまの子の家」を目指しました。途中、上山町のエイドステーションでは、みずみずしい愛東産の メロンやイチゴなどが用意され、声援とともに参加者にふるまわれました。  最後は、登山で天狗堂(標高988メートル)の山頂へ。ゴール直前の急な坂も力を振りしぼり登りきった皆さん。展望岩から見える鈴鹿山脈の絶景に疲れも少し和ら いだ様子でした。   一番にゴールした小梶孝之さん(中野町)は、「沿道で旗を振り、声をかけてくれた地元の皆さんに励まされ、人の温かさを感じました。他府県の人はもちろん、地元の 人にもっと参加してもらい、東近江市の自然の素晴らしさをたくさんの人に感じてほしいと思います。」と話しました。  大会当日、ボランティアスタッフとして協力していただいたびわこ学院大学の学生や八日市南高校の生徒の皆さん、また、早朝から沿道での応援などご協力をいただいた 市民の皆さん、ありがとうございました。今後も本市の自然の豊かさや魅力を発信していけるよう取り組みます。 問=東近江市SEA TO SUMMIT 実行委員会事務局(森と水政策課) 電話=0748‐24‐5524 ファクス=0748‐24‐5560