特集 地域おこし協力隊 × 市議会  都市圏から移住し、新しい流れ、新しい風を地域に吹きこむ地域おこし協力隊。当市には現在、9人の協力隊員と3人の卒業生が定住されています。  今回は各地区で活躍されている9人の協力隊員・卒業生に、活動内容や思いについてお伺いしました。 森里川湖う みの風になれ 〈地域おこし協力隊≠ノ応募しようと思ったきっかけは?〉 大学の地域活性化プログラムで協力隊の方に出会い、若者でも地域の力になれるという姿をみて「自分もやってみたい」と思いました。 東近江市の奥永源寺地域には「紫むらさき草」や「木地師」といった宝物があったからです。 ガリ版研究会を主催している先輩の紹介で知りました。聖地であるガリ版伝承館で活動できると思ったからです。 東近江市に何度か訪れるうちに興味を持ち、協力隊は前職の経験を活かせる仕事だと思い応募しました。 元々農村地域にあこがれを持っており、愛東地域が菜の花エコプロジェクト発祥の地だったからです。 〈東近江市の好きなところは?〉 人の温かさ、仲間や連帯感がすばらしい。 水辺(琵琶湖)、都会(能登川、八日市)、山と川(永源寺)など、自然と都会のバランスが好きです。 鈴鹿から琵琶湖まで、「森里川湖」のすべてがそろっているところです。 自然が豊かでありながら、都市の機能も充 実していて、また、行政も市民も、それぞれが積極的に様々な取り組みをしているところです。 東近江市にはいろんな豊かさがあるところ。また、バイタリティのある人が多いところです。 〈現在行っている取り組みは?〉 八日市駅前のほんまち商店街で「パンカフェKOKON〜 江こ こ ん 近〜」を営業しています。地域行事やイベントのお手伝いもしています。 古民家Cafe&Bar「ちきゅう屋」を営業しています。そのほか、青年団活動や、チンドン夏祭りを企画運営しています。 東近江市の花「紫草」の特産品販売と、木地師の文化ツアーを実施しています。 ガリ版伝承館の収蔵品・寄付作品の整理、情報発信などをしています。民泊の中学生などにガリ版を教えたりもします。 地元商店とコラボしてパッケージをデザインしています。また、イメージキャラクターのリニューアルプロジェクトを皆さんと一緒に取り組んでいます。 ニホンミツバチによる森林保全や百済寺樽プロジェクトを実施しています。また、農家民泊も開業準備中です。 〈活動していて楽しいところは?〉 地域の方と店以外でも交流させていただけるところです。 地域の「歴史文化」を継承しながら、その一端を担えることです。 様々な方と関わる機会があり、また、美しいガリ版作品や昔の様子がわかる資料にふれられるところです。 自分の提案が実際に形になっていくのは楽しいです。地域の方とお仕事しているときは、とても充実しています。 〈地元の若者にひとことお願いします〉 地元の祭りに参加させていただき、地域愛をすごく感じました。本当にすごい地域です。 日本一の「東近江」を誇りに、胸張って、共に輝く未来を創造しよう! ぜひガリ版伝承館に遊びに来てください。 面白いことやワクワクしそうなことがあれば、一緒に楽しんでいきたいです。 住みよい、とても良い地域です。ぜひ地域に誇りを持ってください。