フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! 1月27日 中学生つどいの場 力を合わせ 大凧 製作  玉園中学校、聖徳中学校、船岡中学校の生徒代表20人が協力し合い、5回の作業工程を経て2畳敷サイズの東近江大凧を製作しました。  他校の生徒と交流を深めることで互いを認め合うことの大切さを学ぶことを目的に、東近江市青少年育成市民会議八日市支部が主催したものです。  大凧の判じもんは、「いい仲間」と読み、今年の干支であるイノシシを2頭配置し、その間に仲という文字が書かれています。  判じもんを考えた聖徳中学校2年の中澤悠來さんは、「2頭のイノシシの間に仲を配置することで『仲間』を表現していています。イノシシがハイタッチしているところがポイントです」と元気に話しました。  大凧は、今後、近江鉄道八日市駅に展示される予定です。 2月2日 「こどもびな」がお出迎え 商家に伝わるひな人形めぐり  五個荘近江商人屋敷外村宇兵衛邸で、子どもが主役となる「こども雛絵巻まつり」が初めて開催され、市内の小学生が内裏びなや三人官女、五人ばやしにふんして、来館者をかわいらしく出迎えました。  これは、五個荘近江商人屋敷などで3月21日?まで開催している「商家に伝わるひな人形めぐり」のイベントの一つで、公募で集まった小学生が、きらびやかな衣装に身を包み、来場者に甘酒やひなあられを振る舞いました。  内裏びな役で参加した五個荘小学校2年の小笠原はるかさんは、「少し恥ずかしかったけど、きれいな衣装を着られて楽しかった」と笑顔で話しました。  また、外村市郎さん(五個荘金堂町)から寄贈していただいた「御殿飾り」の贈呈式も行われました。外村さんは、「この季節にしか飾ることはないが、大勢の人に商人屋敷に来てもらい、御殿飾りを見てもらいたい」と呼びかけました。 2月3日 伝統のドケ踊り 押立神社で奉納  押立神社(北菩提寺町)で、五穀豊穣や平穏無事を祈る節分祭が行われ、伝統の「ドケ踊り」が奉納されました。  ドケ踊りは、山から下りてきた神様を迎えたのが起源とされ、お渡りの行事として350年以上の歴史があり、明治時代以降は60年に一度の「古式祭」で奉納されてきました。  近年は、地域の文化を伝承するため、住民でつくる押立神社ドケ祭保存会の会員が、節分祭に合わせて毎年行っています。  鬼や般若の面を身に着けた保存会の会員6人が、拝殿前に設置された特設舞台で踊りを披露しました。  保存会会長の一守清さん(下一色町)は、「ドケ踊りには、人を結びつける魅力があります。地域や家族のつながりが希薄になるなか、大勢が参加して地域のつながりを深める機会にしたい」と今後に期待を寄せました。  そのほか、還暦を迎えた年男らが舞台から福餅や福豆を参拝者にまきました。 2月8日 市内で活動する大学生とまちの未来を語る  浜野会館(八日市松尾町)で「東近江市内で大学生が取り組むプロジェクト発表会〜私たちと語ろう、まちの未来〜」が開催され、大学生や市民の皆さんなど77人が参加しました。  発表会には、龍谷大学、びわこ学院大学、滋賀県立大学、成安造形大学が行う5つのプロジェクトに関わる大学生が参加し、取組や活動に対する思い、活動を通して抱いた東近江市に対するイメージなどを発表しました。発表の後には、会場に集まった市民の皆さんと意見交換できる場も設けられ、大学生からの素直な意見に大変盛り上がりました。  また、参加者の共感を最も集めたプロジェクトとして成安造形大学の「東近江市ブランドロゴの制作」が表彰されました。成安造形大学3年生の藤井彩水さんは、「このプロジェクトで作ったロゴマークなどを市民の皆さんに知ってもらいたい。さらに全国にも広め、市内の資源や活躍する人を多くの人に伝えたい」と今後の展望を話しました。