フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! 8月22日 阿多さん、永源寺地区の新隊員に  東近江市では、阿多明日夏さんを13人目の地域おこし協力隊(永源寺地区では5人目)として委嘱しました。  「木地師のふるさととして、木の文化、森の文化を発信し、まちづくりに生かす」をテーマとして9月1日から活動されています。  8月22日に市役所で行った委嘱式では小椋市長が阿多さんに委嘱状を手渡し、「木地師文化発祥の地にさらに磨きをかけるべく、後世に歴史・文化を継承し、その魅力を発信する取組を進めていただきたい」と期待を込めました。  阿多さんは、「伝統工芸の職人が減ってきており、そこにある文化が失われていくのは残念なことだと感じていた。地域の方の声に耳を傾け、協働しながら、木地師の歴史文化の継承やその魅力を発信していきたい」と意気込みを話しました。  なお、活動期間は、1年間、更新により最長3年間となります。 8月22日 幽玄な世界に包まれて 引接寺で万灯供養  上山町の引接寺で「万灯供養」が営まれ、約6,000体の石仏・石塔に供えられたろうそくの明かりが揺らめき、幽玄な世界に包まれました。  供養された石仏・石塔は、かつて織田信長による百済寺焼き討ちの際に壊されたと伝わるもので、その後400年もの間放置された状態でした。  こうした状況を見かね、昭和51年から約10年かけて、石仏の掘り起こし作業をはじめ、地元住民の皆さんなど延べ500人以上からの寄附などにより、石仏・石塔を安置した「来迎浄土」が完成しました。  参拝した藤田清子さんは、「初めて訪れましたが、皆さんの手で灯された火は温かみがありとても幻想的な雰囲気でした。この取組が末永く続くことを期待します」と話しました。  この日は、親子連れなど多くの参拝者が訪れ、ろうそくに火を灯して静かに手を合わせていました 8月30日 東近江ホテル旅館組合と災害時における応急救援活動に関する協定を締結  東近江市と一般社団法人東近江ホテル旅館組合は、「災害時における応急救援活動に関する協定」を締結しました。協定に基づき、災害時に要配慮者などに対し、宿泊施設を避難所として提供することなどに取り組みます。  平岩茂人代表理事は、「協定締結を契機に、一層防災意識を高く持って行政と連携を進めていきたい」と思いを寄せました。 9月1日 若者がトークイベント「ハツカイ」で思いを語る  自分たちでまちを歩き、取材して地域情報誌「そこら」を作成した高校生ライターの皆さんと、「後世に伝えよう!伊庭の魅力再確認プロジェクト」の取組を進めている龍谷大学の皆さんが「若者がカタル」と題して「ハツカイ」で発表しました。  このイベントは、公益財団法人東近江三方よし基金が主催するもので東近江市の「自然と子ども」「高校生と大学生」「若者と働く」「暮らしと木」といったテーマで活躍する人が語るトークイベントです。  高校生ライターの皆さんは、「自分が通っている高校以外の人と話すことで、情報交換することができてよかった。取材を通して、自分の全く知らない東近江市を知ることができた」など活動で得られた思いを語ると、参加者は熱心に聞き入りました。 9月8日 防災意識を高める 総合防災訓練  台風の影響で局地的な大雨が降り河川が増水した中、震度6強の強い揺れにみまわれたとの想定のもと、総合防災訓練が永源寺運動公園グラウンドを主会場として行われ、市民など約1,200人が参加しました。  会場では、各関係機関によるライフラインの復旧訓練や、住民参加型の初期消火訓練、応急手当・救命講習などが実施されました。  また、展示・体験エリアでは、今年度初めてスタンプラリーを取り入れ、楽しみながら防災について学ぶ機会を提供されました。  さらに、永源寺中学校の全生徒も防災教育の一環として参加し、土のう作りやバケツリレー、応急手当講習などを体験しました。  今回の防災訓練では、鈴鹿の里コミュニティセンター体育館を副会場として避難所開設訓練や避難所巡回診療訓練なども実施されました。    主会場で三角巾を使った応急手当講習を受けた永源寺中学校2年生の松吉美奈帆さんは、「もしも災害などで負傷者が出たときには、習ったことを思い出し、落ち着いて対応していきたい」と頼もしい感想を述べました。