フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! 12月14日 国史跡指定10周年 百済寺の歴史に親しむ  平成20年7月に百済寺境内が国史跡に指定され、10周年を迎えることから、愛東コミュニティセンターで記念講演などのイベントが開催されました。  講演会では、大阪市立大学教授の仁木宏さん、滋賀県立大学教授の中井均さんがそれぞれの視点で熱弁されました。  また、地元産野菜を使った創作御膳を提供されたほか、銘酒「百済寺樽」の販売などの物産展、百済寺歴史○×クイズなども企画され、多くの人でにぎわいました。  湖南市から来場した竹端篤寿さんは、「百済寺をアピールするため、地元の人が熱心にイベントに取り組まれていることが伝わってきました」と話しました。 1月1日 走り初めWを楽しむ 元旦健康マラソン大会  「1年の健康は元旦にあり」をキャッチフレーズに、第58回東近江元旦健康マラソン大会が布引グリーンスタジアムを発着点として開催されました。  元旦の走り初めWができるとあって、市内外から1,171人が参加しました。  同大会には、3km、5km、10kmの3コースがあり、多くの声援を受けながら沿道を駆け抜けました。ゴール後には、参加者らにぜんざいが振る舞われました。  家族4人で参加した原田道彦さん(米原市)は、「元旦健康マラソンは、走り終わった後の爽快感とおもてなしのぜんざいが最高です」とすがすがしい表情で話しました。 12月26日 蒲生医療センターの運営に関して医療法人社団昴会と協定締結  東近江市蒲生医療センターの管理運営にかかる基本協定書の調印式を行いました。  蒲生医療センターは、医師確保が困難な状況で、外来患者数の大幅な減少などから極めて厳しい経営状況となりました。  そこで、蒲生医療センターを存続させ、地域医療を確保し、より質の高い医療サービスを提供する手段として、令和2年4月から指定管理者制度を導入します。  今回、指定管理者制度を導入する施設は、蒲生医療センター、鋳物師診療所、長峰診療所です。  小椋市長は、「今回の協定が地域で完結できる治療を進めることができる大きなチャンスだと考えています。蒲生医療センターは、これまでの家庭医療に加えて、がん治療の拠点病院として、同法人との絆、連携を深めて、より高度な医療を提供できるよう進めていきます」と思いを寄せました。  また、医療法人社団昴会相馬俊臣理事長は、「これからの医療は、がんと向き合って共生していかなければなりません。がん治療を完全なものにすれば、健康寿命も延びます。その手助けとなるよう蒲生医療センターの運営を進めていきます」と展望を話しました。 1月12日 伝統の裸まつり 若衆による「まゆ玉」争奪戦  ふんどし姿の若者が3mの高さの梁につるされた「まゆ玉」を奪い合う市辺薬師堂裸まつりが法徳寺薬師堂(市辺町)で行われました。  鎌倉時代から伝わるとされるこの伝統行事は、県選択無形民俗文化財、市指定無形民俗文化財になっています。  まゆ玉を取った人は、その年の良縁に恵まれると伝えられており、若連中と呼ばれる若者28人が儀式に続き、「チョウチャイ、チョウチャイ」の掛け声とともに、エゴノキの枝に餅を付けたまゆ玉を奪い合いました。  まゆ玉を勝ち取った高校3年生の森悠真さん(市辺町)は、「あきらめず絶対にとるという強い気持ちでのぞみ、6年目の参加でやっと取ることができて嬉しいです」と話しました。  保存会の小菅吉雄会長は、「地元に住む若者が減少する中でも、積極的に参画してくれている若者や町内外の皆さんの支援により、この伝統行事が続けられることに感謝しています」と話しました。