■記号は、対=対象 問=問合せ IP=IP電話 時=日時 場=場所 申=申込み ■ことうヘムスロイド村開村30周年記念 ヘムスロイドのある暮らし  鈴鹿の山々の麓に広がる自然豊かな湖東地域は、これまで匠の技を受け継ぐ木工関係者が多数輩出されてきました。また、鋳物づくりの伝統が時の流れを越えて今に伝わるなど、農業とともに手仕事が盛んな地域です。  伝統を守りながらも現代生活にマッチし、地域が誇れる「質の高い・新しい生活文化の創造」を目指し、ことうヘムスロイド村での「ものづくり活動」は始まりました。それは、森林資源をいかした木工産業が盛んで、文化人を多く生み出したスウェーデンをモデルとしています。  今年は、ことうヘムスロイド村が開村してから30年となる記念の年です。 ■ことうヘムスロイド村とは  ことうヘムスロイド村(以下、「ヘムスロイド村」)は、地域の交流の場と芸術文化の振興を目的に、平成4年に平柳町に開村しました。村内には、北欧風の4棟の工房と交流施設があり、現在は6人の工芸作家がガラスや木工、金属や陶、絵画などの創作活動に取り組まれています。工房の一般公開はしていませんが、村内は自由に散策でき、ゆっくりくつろげるカフェもあります。ぜひ、一度訪れてみてください。 ■開村30周年記念イベント  今年は30周年を記念してさまざまなイベントを開催します。  ヘムスロイド村を拠点にしている作家の展示会やワークショップ、スウェーデンとのオンライン国際交流、音楽会、児童文学展のほか、例年多くの来場者でにぎわう「ヘムスロイドの杜まつり」を3年ぶりに開催する予定です。  本市には、このような豊かな文化が各地にあります。この機会に、質の高い芸術や異文化に触れてみてはいかがでしょうか。 ■会長から一言メッセージ  ヘムスロイド村は、伝統技術や手工芸の生活文化創造の発進地にすべく開村されました。鈴鹿の山すそに広がる扇状地、のどかな田園地帯の中にたたずむ静かな村では、手工芸作家達が創作活動に励んでいます。このたびの開村30周年を機に、いろいろなイベントを企画しています。地域文化の創造と交流の場としてヘムスロイド村をさらに活用できるよう村の運営や利用について考えていきます。 小島善雄(こじま よしお) ことうヘムスロイド村開村30周年記念実行委員会会長。湖東地区まちづくり協議会会長 ■イベントカレンダー 開催中 記念展「ヘムスロイドのある暮らし」  ヘムスロイド村を拠点に活躍する作家の作品展  日時:8月28日(日)まで  場所:西堀榮三郎記念探検の殿堂 2階  入館料:大人300円 小中学生150円   ※市民は無料。障害者とその引率者は無料 7月 10日(日) グラスハンドグラヴィール体験  講師:土橋隆弘、東ユキヤス (場所:西堀榮三郎記念探検の殿堂) 16日(土) 木工ワークショップ  講師:田中智章  (場所:ヘムスロイド村C棟、田中さんの工房) 31日(日) ヘムスロイド村ワークショップ  参加作家:田中智章、石倉 創・康夫、竹口 要、西川礼華、土橋隆弘、東ユキヤス (場所:ヘムスロイド村内、各作家の工房) 8月 6日(土) グラスハンドグラヴィール体験  講師:土橋隆弘、東ユキヤス (場所:西堀榮三郎記念探検の殿堂) 9月 19日(祝)、23日(祝) スウェーデンとの国際交流イベント  スウェーデンのウメオ市、エルセングススコーラン校の生徒たちとZOOMを使ったオンライン交流を行います。(場所:西堀榮三郎記念探検の殿堂)  講師:カタリーナステンマン(エルセングススコーラン学校教諭・科学、数学、医学博士)、川崎一彦(東海大学名誉教授、ストックホルム在住) ・国際交流イベントに向けたフィールドワーク  1回目:6月26日(日)、2回目:7月24日(日)、  3回目:8月14日(日) ・国際交流イベントに向けた学習会  1回目:9月4日(日)、2回目:9月11日(日) 10月 1日(土)〜31日(月)  スウェーデン児童文学パネル展  提供:スウェーデン大使館(東京)(場所:湖東図書館) 9日(日) 杜の音楽会  (場所:ヘムスロイド村)  スプルケット クルース: 野間友貴、野間美紀(フィドル、マンドーラ、歌、フルート)  ブローイエテン:田中弘美・中川千晶(ダンス)、本田倫子(ニッケルハルパ) 23日(日) ヘムスロイドの杜まつり  (場所:ヘムスロイド村) ■7〜9月のイベント 申問=西堀榮三郎記念探検の殿堂 IP=050-5802-2291 ファクス=0749-45-3556 ■10月のイベント 申問=湖東支所 IP=050-5801-0511 ファクス=0749-45-1570