フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ■6/11  よみがえる大正時代の音色 2022 Fujii イン・ヒュッテ Jazzコンサートが開催  近江商人から寄贈されて100年となる国産最古級のピアノを使ったジャズコンサートが宮荘町にある近江商人屋敷藤井彦四郎邸で開かれました。  ピアノは1914年製で、近江商人・塚本信三が当時の五個荘南小学校へ寄贈し、長く愛されてきたものです。  開催は今回で10回目となり、感染対策のため人数制限をしての2回公演で約60人の聴衆が大正時代の音色に聴き入りました。  当日は、関西を中心に活躍するジャズピアニストの牧知恵子さんとボーカリストの臼井優子さんが出演。  彦根市から来館した橋本浩子さんは、「他のピアノとは音色が全然違ってうっとりしました。生のジャズを聴いて終始ワクワク、ドキドキして楽しかったです」と目を輝かせました。 ■6/11  身近な自然を調査 生き物調査隊出動  大同川に流れ込む今町地先の水路で、親子18人が生き物の調査を行いました。  子どもたちは、網を片手にそれぞれ水路に入り、目を凝らして水辺にすむ生き物を探します。草や石の下に網を入れてすくい上げたり、協力して生き物を追い込んだりしてメダカやカエル、アメンボなどを上手に捕まえました。調査は約1時間行われ、普段あまり目にしないタイコウチやゲンジボタルなどに大はしゃぎする子どもたちでした。  大きなゲンジボタルを捕まえた山本楓真くん(東沖野5丁目)は、「メダカやホタル、ダンゴムシが大好きです。ホタルを間近で観察できてうれしかったです」と話してくれました。 ■6/27 アメリカの発明王 エジソンからの手紙発見  アメリカの発明王、トーマス・エジソンの手紙がガリ版伝承館の蔵から見つかりました。  手紙は、国内初の簡易印刷器(謄写版)を発明した堀井新治郎に宛てたもので、「誕生日を覚えていてくれて、とてもうれしい」とタイプライターで打たれ、手書きのサインが添えられています。堀井新治郎父子は、エジソンが発明した印刷器を参考に謄写版(ガリ版)を発明しましたが、交流を示す資料が見つかるのは、今回の手紙が初めてです。  このほか、エジソンの病気回復を祈る電報など8点の資料が発見されました。 ■6/27 朝桜中学校生徒会 自転車安全利用啓発  「安全第一 めざせ交通事故ゼロ」の横断幕を掲げて、朝桜中学校生徒会が自転車の安全利用啓発活動を行いました。  啓発活動は、東近江警察署管内の中学校と高等学校の生徒会が1つの横断幕を順番に引き継ぎ、リレー方式で実施しています。  当日は、朝から気温が高く、炎天下での実施でしたが、生徒会のメンバーは、「自転車の安全な利用をお願いします」と元気に呼びかけながら、登校する生徒に啓発物品の自転車用反射材を手渡しました。  生徒会長の大森凱斗さんは、「自身も登下校中に自転車同士でぶつかって怪我をしたことがある。他の生徒が車と接触したという話も聞く。啓発を行うことで、みんなの意識が高まり事故が減ってほしい」と真剣な表情で話しました。  啓発終了後には、生徒が校章バッチを横断幕に付け、次の啓発実施校に引き継がれます。 ■7/2 鉄道や地域の魅力を満喫 ガチャコンまつり2022in東近江市  鉄道好きにはたまらないイベント「ガチャコンまつり2022in東近江市」が本町商店街で開催され、鉄道ファンや家族連れなど2000人を超える来場者でにぎわいました。  商店街の通りでは、飲食や物産のほかにもガチャコンまつり限定キャラクターグッズの販売がありました。また、近江鉄道で使用していた駅名標などの鉄道部品の販売もあり、運賃表示器を購入された人は、「目当てのものは買えなかったが、来て良かった」と笑顔で話されました。  特設ステージでは、鉄道好き芸人の鈴川絢子さんをゲストにトークイベントが行われたほか、近江鉄道沿線市町や鉄道各社がPRを行い、ステージを盛り上げました。  長浜市から家族で訪れた須戸達哉さん(小学5年生)は、「鉄道が好きで、色んな電車に乗ったり見たりするのが楽しいです。今日は、鈴川絢子さんを直接見ることができてうれしかった」と満足そうでした。