代 表 質 問  3月8日に5会派が代表質問を行いました。質問と答弁の概要をお知らせします。また、議会ホームページでは、インターネットによる動画配信も行っています。 QRを読み取ることで、各議員の質問の様子を映像にてご覧いただけます。 東近江市民クラブ 青山 孝司 複合ビル完成これからは・・・ Q 中心市街地活性化のシンボルともいえる複合ビルの完成による効果と、これまでの取り組みの評価は。 A 人口11万人余りを擁する本市において、市民の皆さんに買い物や飲食、余暇活動などで一日中楽しく過ごせる核となるエリアが必要であるとの強い思いで今日まで取り組んできました。  このたびの複合ビルの完成は、中心市街地のランドマークとなる建物として、市内外の皆さんに目に見える形でのまちの変化を明確に感じていただけることが一番の効果と考えています。  また、これまでの取り組みへの評価としては、平成29年の中心市街地活性化基本計画の策定以前からさまざまな仕掛けをし、懸命に取り組んできた成果がここ数年で少しずつ具体化してきたものと考えています。  しかしながら、中心市街地の活性化はまだまだ道半ばであり、さらに充実させていかなければならないと考えており、中心市街地活性化への思いは、より一層強いものとなっています。  人々が集い笑顔であふれる中心市街地となるよう、引き続き精力的に施策を推進していきたいと考えます。 国スポを契機にアスリートの育成を Q @国民スポーツ大会を契機に、健康増進・若手アスリートの育成に力を入れて取り組むべきと考えるが。  A市内スポーツ施設の機能強化についての計画は。 A @本市では、県下で2番目に多い8競技を開催します。スポーツに触れ関心を高めてもらう絶好の機会であり、国民スポーツ大会を契機に、以前から取り組んできた「気軽にスポーツを楽しめる環境づくり」をさらに推進し、市民の健康増進や健康寿命の延伸につなげたいと考えています。  また、昨年、本市出身のアスリートたちが日本はもちろんのこと、世界の舞台でも活躍され、子どもたちのアスリートへの憧れも強くなったことと思います。スポーツ少年団や総合型地域スポーツクラブの活動への支援などを通じて、幼少期から運動に親しむ機会を提供し、スポーツの裾野を拡げるとともに、スポーツ環境を整えるなど、未来のアスリートの育成につながる取り組みを推進していきます。  A国民スポーツ大会の会場となる施設については、グレードの高いスポーツ環境となるよう整備を行うとともに、市内に数多くあるスポーツ施設については、今後も市民の皆さんが快適に施設を利用できるよう、優先度を見極め、順次改修を行っていきます。また、(仮称)東近江市文化スポーツ学研ゾーン構想では、施設の新設や機能強化を図っていくことを検討しており、スポーツを通じて、より一層のにぎわいを創出していきたいと考えています。 郷土愛を育む教育を Q 「夢のある東近江市の創生」を実現するためには、さらに現実に目を向け、若者の所得向上に向けた取り組みが必要と考えるが、本市の少子化対策は。 A 若者の結婚、妊娠、出産、子育てに対する夢や希望をかなえるためには、まず若者が仕事に就き、経済的な安心感を持つことが重要な要素であると考えます。そのためには、若い世代の正規雇用と賃金の引き上げが特に必要であると認識しています。  若者の働く場を確保するため、今後も企業誘致に積極的に取り組むとともに、市内事業所に対し国、県が行う正規雇用の確保対策や賃上げなどに関する施策の情報をいち早く提供していきます。 Q 子育て、教育環境の整備について、里山保育を中心とした新しい施設「布引の森」が担う役割や今後の活用は。 A 里山は、燃料革命以前は日々の暮らしに欠かせない森林資源採取の場として利用され、その結果として多様な生態系が維持されてきました。  薪や柴を得るという実利的な恩恵以上に、子どもにとっては四季折々の里山の中で過ごした時間が大人になっても心に焼き付く原風景となり、それが地域への愛着の源になるとともに、生きる力を育む一助になるものと考えています。  布引の森を整備した目的は、里山の中に子どもたちが入り動植物に触れながら尾根や谷を