一般質問  3月9日、10日に17人が一般質問を行いました。質問と答弁の概要をお知らせします。また、議会ホームページでは、インターネットによる動画配信も行っています。  QRを読み取ることで、各議員の質問の様子を映像にてご覧いただけます。 東近江市民クラブ 浅居  笑 Q 太郎坊宮の観光価値について、  @「東近江市の財産」としての価値は。  A観光資源としての磨き上げと活用は。  B駐車場とトイレ整備の概要は。 A @奥深い歴史的な価値や素晴らしい観光資源としての価値を有しているものと認識しています。  A広域的なつながりや、他の施設と連携し活用を図る必要があると認識しており、太郎坊宮と他の観光施設や飲食店などをつなぐことで磨き上げになるものと考えています。  B小脇地区の土地改良事業によって用地を確保することとしています。場所は参道近くで、面積は約6,000u、一般車と観光バスの駐車場に加え観光トイレが必要ではないかと考えています。 Q 近江鉄道・路線バス通学利用促進補助金の目的と期待される効果、今後の活用は。 A 中高生の通学利用拡大を図ることが目的です。通学費用を軽減し、電車やバス利用の習慣化、将来にわたる利用者の確保を図りたいと考えています。 東近江市民クラブ 森田 コ治 Q 健康寿命を延ばすためのがん対策について、  @がん検診受診率向上のための啓発活動は。  A健康ひがしおうみ21(第4次)計画策定に向けた事前調査の内容や結果の活用は。 A @検診対象者全員に受診勧奨はがきの送付や健康ガイドブック、市広報紙、各地区まちづくり協議会の広報紙、東近江スマイルネット、市ホームページ、新聞などによる啓発を実施しています。  A20歳以上の3,000人を対象に実施し、46.9%の回答率でした。過去1年間のがん検診の受診状況は、検診対象年齢の男性で3割から4割、女性では約半数が「受けていない」と回答されています。 受けていない理由は「検診の日時や場所が自分の都合に合わない」「費用がかかる」「面倒だから」などの回答が多くありました。  健康意識調査の結果については、現在の第3次計画の評価に活用するとともに、第4次計画策定に反映させていきたいと考えています。 東近江市民クラブ 山本 直彦 Q オーガニック給食の実現に向けて、  @有機米の導入についての見解は。  A有機農業産地づくり推進事業(オーガニックビレッジ)についての見解は。 A @本市の学校給食では、市内産の環境こだわり米を100%使用し安全性を確保していますので、現在のところ有機米の導入は考えていません。  A本市においても、生産団体や県などと議論を始めましたが、栽培技術の改良や体系化、有機生産ほ場の団地化や指導体制の構築など多くの課題があることから、オーガニックビレッジへの取り組みは見送りました。 Q 障害児スポーツの振興について、  @相談窓口の体制は。  A拠点整備に対する市の支援は。 A @スポーツ課が担当しており、相談内容に応じ、専門的な知識を有する関係機関や団体と連携し、課題解決に向けたサポートを行っています。  A拠点整備を検討されている団体から相談があれば、しっかりと対応していきます。 東近江市民クラブ 鈴木 則彦 Q 延命公園再整備計画について、  @過去の意見交換会における意見、結果は。  A今回の整備構想策定により再整備がどこまで進むのか。 A @平成29年度に4回の意見交換会を開催し、自治会、まちづくり協議会、子育てサークル参加者などから整備に必要な機能や配置、安全性、今後の公園のあり方などについてご意見をいただきました。これらの意見を反映し、八日市駅周辺地域基本構想・整備方針の策定ができました。  A現行の基本構想・整備方針をもとに、落石などの安全対策や延命荘跡地の取り扱いなど、新たな検討項目を加え、より具体的な内容を検討していきます。 Q 特定外来生物の駆除、生態系の回復について、組織的な連携と補助金などの仕組みが必要と考えるが市の見解は。 A 市役所内で情報共有し、関係課へ情報提供を行い、県とも連携し、駆除および生態系の回復に努めます。また、補助金などの支援は、県や近隣市町の動向を注視しながら研究していきます。 東近江市民クラブ 和田 喜藏 Q 子ども食堂について、  @行政としての支援は。  A子ども食堂をどのようにとらえているのか。 A @県や市の社会福祉協議会の支援や民間の助成制度もあるため直接的な支援は行っていませんが、相談窓口である市の社会福祉協議会と連携を図り、国や県からの情報提供を行っています。  A地域や民間の福祉団体などによる自主的な運営で展開されている共助をもとにした取り組みであり、尊重すべきものと考えています。   Q 布引の森の管理および運営方法は。 A 施設の機能を十分に発揮できるよう市の直営管理とし、環境教育など専門的な知見が必要な事業については、業務委託を行うことで、学校などの団体受入れやイベントの実施を予定しています。  平地の河辺林を生かした河辺いきものの森と、起伏のある里山の典型的な姿を見せる布引の森とをあわせて活用することで、他市町にない重層的な里山の活用ができるものと考えています。