フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ■5/27 身近な自然と触れ合う ホタル観察会を行いました  能登川博物館でホタルの観察会があり、市内外から親子20人が参加しました。  講師は、毎年同観察会でおなじみの山本雅則さん。  参加者は、講師からゲンジボタルとヘイケボタルの見分け方や生息する地域によって光る間隔が違うことなどについて説明を受け、ホタルの標本を確認した後、探索に出発。  近隣の住宅街を流れる川や水路に沿って歩きながら、草むらの中に見える小さな光を発見すると、「ホタル見つけた」、「逃げてしまうから、しっ!」と、子どもたちはそれぞれにホタルを見つけた喜びを表現していました。  親子で参加していた田附紬希さん(小学1年生)は、「観察会に参加できて、とても楽しかった。光がきれいで触ってみたかった」と嬉しそうに話しました。 ■5/9 育て、収穫し、食べる 「たんぼのこ体験事業」始まる  市内の小学生が、田植えから稲刈り、食事までを学ぶ「たんぼのこ体験事業」が今年度も始まりました。  本市では、小学生を対象に「育て」「収穫し」「食べる」という一貫した体験学習を通して、農業への関心を高めるとともに生命や食べ物の大切さを学んでもらおうとこの事業を実施しています。  5月9日には、八日市西小学校の5年生が、地元の農業委員や地域のボランティアから指導を受けながら田植えを行いました。  「冷たい!こける!」と、初めて入る田んぼに足をとられながらはしゃぐ児童たちは、次第に真剣な表情をのぞかせ、配られた苗を一株ずつ丁寧に植えていきました。井上心晴さんは、「田んぼは冷たいし、手で植えるのは大変だった。昔の人はこんな苦労して田植えをしてたんだ」と機械がなかった時代に思いをはせました。  本事業は、9月頃に児童らで収穫を行い、その後各校で育てたお米を炊いて食べるまでを体験します。 ■5/20・21 森・里・川・湖の魅力を体感!びわ湖 東近江 SEA TO SUMMIT開催  海(湖)から里、そして山頂まで、カヤック、自転車、登山で進む中で、自然とふれあいながら自分たちを取り巻く自然環境について考える環境スポーツイベント「SEA TO SUMMIT」が5月20日、21日の2日間開催されました。  20日には環境シンポジウム、21日にはアクティビティが行われ、県内外から211人が参加。5回目となる今回は、本市の新しい楽しみ方をより多くの人に体感してもらおうと、初めて里山エリアを中心としたコースが設定されました。  参加者は、伊庭内湖沿いにある「能登川水車とカヌーランド」をスタートし、愛知川沿いや琵琶湖、歴史的な町並みが残る五個荘金堂町の伝統的建造物群保存地区などを経由し、繖山と猪子山を縦走する全長約35キロメートルのコースを駆け抜け、本市の豊かな自然や歴史・文化を満喫しました。  トップでゴールした小梶孝行さんは、「地元出身だが初めて通る道もあり、『こんな景色が見えるんだ』と新しい発見があり楽しかった。地元の方からの声援を受けて温かい気持ちになりました」と本市の魅力を再発見できたようでした。  また、京都から参加した大学生の北岡大地さんは、「東近江市に初めて来ました。自然があふれていて居心地が良かったです。山頂でいただいたみずかがみのおにぎりもおいしくて非常にいいところ」とイベントを通じて感じた本市の魅力を話してくれました。