フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ■7/18 気象衛星『ひまわり』を開発         講演会「母校訪問 お帰り!先輩」  湖東地区出身で、世界を舞台に活躍する磯部昌徳さんを講師に招いた講演会が湖東中学校全生徒約230人を対象に開催されました。  これは、西堀栄三郎生誕120周年を記念し、「現代の西堀」に触発されることで生徒たちにかつての西堀のように自分の可能性を信じ、あきらめないで努力してほしいという思いを込めて企画されました。  磯部さんは、気象衛星ひまわり8、9号の開発責任者を務め、現在も技術者として活躍中です。講演では、人工衛星の仕組みや、開発秘話、チームをまとめるときの心構えなどを話されました。  2年生の西山優来さんは、「天気予報を見て行動する私たちにとって、気象衛星は大切だと改めて感じました。私には、将来やりたいことがあります。磯部さんの話を聞いて、夢に向かう気持ちが強まりました」と目を輝かせながら話してくれました。 ■7/22 真夏の夜に 歌えや踊れ 聖徳まつり2023  7月22日、昼の熱気冷めやらぬ真夏の夜に、第51回聖徳まつり2023が八日市駅前一帯で開催されました。  この祭りは、本市の中心市街地のにぎわいづくりを目的に毎年開催されているものです。メインイベントとなる江州音頭の総踊りには、江州音頭保存会をはじめ市内の企業やまちづくり団体、自治会などから、総勢23団体、約500人の踊り手が参加しました。  音頭とりの軽快な節回しに合わせて浴衣や法被で着飾った踊り手が、「ヨイトヨイヤマカドッコイサーノセ」の掛け声とともに、駅前通りに設けられた櫓の回りを手先まで伸びやかに踊りました。周囲を埋め尽くした約15,000人の見物客は、一緒に掛け声をして盛り上げ、飛び入りで踊ったり、カキ氷などで涼をとったりしながら祭りを楽しんでいました。  東近江創作ミュージカル団員として総踊りに参加した木田友香里さんは、「地元の祭りだけど初めて参加しました。会場の皆さんの笑い声とにぎやかな音楽にワクワクして、心躍る楽しい時間を過ごすことができました。ミュージカルも、皆さんにそんな時間を届けられるよう、稽古を頑張ろうと思います」と、熱気あふれる会場で笑顔を弾かせました。 ■7/16 湖上の熱戦!ドラゴンカヌー大会  第18回東近江市ドラゴンカヌー大会が能登川水車とカヌーランドで開催されました。今年は県内外の企業、団体や市内の自治会などから合計40チームが参加。会場は参加者や応援の人たちでにぎわいました。  この競技は、龍(リュウ)を模したカヌー艇に船長1人、舵取り1人、漕ぎ手8人の合計10人が乗船し、片道150メートルのコースを折り返してタイムを競うものです。  船長の太鼓の音に合わせて懸命にパドルを漕ぐ選手たちに、岸辺に集まった観客からレースのたびに大きな歓声が上がりました。  大津市から参加した曽我美砂子さんは、「毎年ドラゴンカヌーが好きなメンバーと参加しています。今年は船長として後半の追い上げでリズムを合わせられるよう太鼓をたたきました。準決勝で負けてしまいましたが、次回は優勝したいです」と湖上の熱戦を振り返りました。 ■8/5 20年分の思いが輝く30万球の光 コトナリエサマーフェスタ 2023 the Final  30万球のイルミネーションが真夏の夜を彩る夏の風物詩「コトナリエサマーフェスタ 2023 ザ・ファイナル」がひばり公園で開催されました。  今年のテーマは、「ありがとうの気持ちがつなぐ明るい未来に」。20周年を節目に、イルミネーションを中心としたイベントは今年が最後となりました。  初日は、湖東中学校吹奏楽部の演奏やダンスなどのステージイベントに加え、バザーやキッチンカーが並び、花火も盛大に打ち上げられ、会場のひばり公園はコロナ禍前以上の盛り上がりを見せました。  市内から訪れた大菅恵子さんは、「以前息子と一緒に見たイルミネーションと花火を、今年は孫も一緒に見に来ることができて感慨深いです」と思い出を噛みしめました。