■コラム 開催まであと2年連載スタート! 湖国の感動 未来へつなぐ わたSHIGA輝く国スポ・障スポ 第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会2025  国民スポーツ大会(国スポ)は、毎年都道府県持ち回りで開催する国内最大のスポーツの祭典。令和7年に滋賀県で開催される「第79回国民スポーツ大会」は、昭和56年のびわこ国体以来44年ぶりの開催となります。また、「第24回全国障害者スポーツ大会(障スポ)」も開催されます。 ●国スポボランティア&企業協賛大募集  申込み方法など詳しくは、電話、ファクス、メールで問い合わせてください。 ●東近江市実行委員会では、大会の成功に向けて、準備を進めています。国スポ・障スポに関する情報は、特設サイトをチェックしてください。  本大会は、市内各地で全国トップレベルの技が見られることに加え、訪れる人たちに本市の魅力を知ってもらう機会でもあります。みんなで大会が成功するよう盛り上げましょう! 問=わたSHIGA輝く国スポ・障スポ東近江市実行委員会(国スポ・障スポ推進課内) IP=050-5801-5675 ファクス=0748-24-5571 メール:kokusupo-syosupo@city.higashiomi.lg.jp ■森と人をつなぐコラム 森里川湖をめぐるストーリー 鈴鹿の森から始まり、森里川湖を通じて人と自然がつながっていることを感じていただくコラムです。 ●ビワマスは鈴鹿の森をめざす  琵琶湖に生息するビワマスは、この湖だけにすむ固有種で、とてもおいしい魚です。湖を回遊しながら主にコアユを食べ、4年ほどで50センチメートル以上になります。秋になると、ビワマスが鈴鹿の森の小さな谷川で見られるようになります。愛知川を数十キロメートルもさかのぼってやって来たのです。静かにその様子を見ると、雄は顎が鋭く折れ曲がり、体側は黒紫色の模様をしています。雄の前にはお腹が少し膨れた雌がいて、体を横にしながら川底を掘って産卵の準備をしています。しばらくすると雌の横に雄が並んで産卵が行われます。産卵後、雌が受精卵を砂礫で埋め戻し、翌春、稚魚が泳ぎだすまで長い時間がながれます。鈴鹿の雪が消える3月頃、そっと谷川をのぞいてみると、ビワマスの稚魚たちは群れながら、流下する昆虫に飛びつく姿があります。6月頃までに7センチメートル以上に育った幼魚は、雨で増水した愛知川を下って琵琶湖へ戻っていきます。この時、自分の生まれ育った谷川を、産卵に再びやってくるまで記憶するものと思われます。  ビワマスは、鈴鹿の森で数十万年にわたってこのような生活を毎年続けてきました。鈴鹿の森に育まれた清流があることを信じ琵琶湖から愛知川を上ってくるビワマスに、これからも永く応えられるように鈴鹿の森を大切にしたいものです。 執筆:藤岡康弘(滋賀県立琵琶湖博物館特別研究員) 問=森の文化博物館整備課 IP=050-5802-9951 ファクス=0748-24-1457 フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ■8/4 いろんなゲームで盛り上がろう 世界を旅するサロン  世界を旅するような気持ちでボードゲームやカードゲームを楽しむ「世界を旅するサロンin東近江」がタイ料理店サヤームエラワン(八日市町)で開催されました。  多様な人や文化、想いがつながるまちづくりをテーマに、NPO法人まちづくりネット東近江が開催し、タイ料理レストランを会場にさまざまなゲームを楽しみました。  野洲市から参加した山ア裕司さんは、「知らない人同士でも一緒にゲームをしていると、楽しくて時間があっという間に過ぎました。ゲームを通じて打ち解けられて楽しかったです」と笑顔で話してくれました。 ■7月/8月 東近江市の魅力を満喫!森里川湖3DAYキャンプ  子どもたちに本市の豊かな自然と、歴史や文化のつながりを体感してもらう「森里川湖3DAYキャンプ」を開催しました。  鈴鹿の森から琵琶湖までの各所を3日間で巡るこのイベントは、7月から8月にかけて計3回行われ、市内の小学1年生から4年生まで59人が本市のさまざまな魅力を体験しました。  参加した石井惇翔さん(能登川南小3年)は、「琵琶湖で遊んだり、アイスを作ったりいろいろな体験をしました。川で思いっきり泳いだのも楽しかった。来年も参加したいです」と笑顔で3日間の思い出を満足そうに話してくれました。 ■8/18 おりがみではらぺこあおむし作ったよ!  世界中で人気のエリック・カール作の絵本「はらぺこあおむし」に出てくるあおむしを折り紙で作るイベントが蒲生図書館で開催されました。  伸び縮みするカラフルなあおむしを作ろうと、子どもたちは真剣な表情。保護者や講師の先生に手伝ってもらう子や一人で黙々と作る子。それぞれ一生懸命折り紙を折って組み立てていました。  姉妹で参加した河村知咲さんは、「折ったり組み立てたりするのが難しかったけど、楽しかった。完成してうれしいです」と、自分で折ったあおむしを誇らしげに見せてくれました。