■記号は、対=対象 問=問合せ IP=IP電話 時=日時 場=場所 申=申込み ■令和4年度決算  令和4年度一般会計・特別会計・企業会計の決算が9月市議会定例会で承認されましたので、その決算状況と主な事業についてお知らせします。  令和4年度は、第2次東近江市総合計画後期基本計画に基づき「うるおいとにぎわいのまち」の実現に向け、本市の多様で豊かな地域資源を最大限にいかしつつ、誰もが安心して健康で明るく暮らしていることを実感できるまちを目指し取り組みました。  特に、長引く新型コロナウイルス感染症の影響やロシアのウクライナ侵攻などでエネルギーや食料価格などが高騰したことに対応する施策を実施し、市民生活や地域経済の安定に向けた支援に継続して取り組みました。 ■概要  令和4年度の決算額は、歳入、歳出それぞれ左の円グラフのとおりです。歳入と歳出の差引額は16億7,994万円で、このうち翌年度へ繰り越すべき財源(2億879万円)を差し引いた実質収支額は、14億7,115万円で黒字決算となりました。  前年度と比較すると、歳入は法人市民税や個人市民税、固定資産税などの市税が増加しました。また、歳出は、子育て世帯臨時特別給付金や住民税非課税世帯等臨時特別給付金の減のほか、教育施設や文化振興施設の大規模改修が縮小したことにより、扶助費や普通建設事業費が減少しました。(カッコ内は前年度比率) ■歳入  536億3,602万円(96.0%) 市税 179億7,432万円(105.3%) 使用料、繰入金、繰越金など 58億5,349万円(110.8%) 地方交付税 119億3,464万円(100.9.%) 国庫支出金、県支出金 123億8,007万円(87.6%) 市債 18億389万円(48.0%) その他 36億8,962万円(96.9%) ■歳出(性質別)  519億5,608万円(97.0%) 扶助費 102億4,695万円(85.9%) 投資的経費 35億5,898万円(75.2%) 人件費 91億8,381万円(100.3%) 物件費 85億3,672万円(105.7%) 公債費 59億8,219万円(97.9%) 繰出金 43億8,247万円(101.3%) 補助費、 維持補修費 72億6,511万円(101.8%) 積立金など 27億9,986万円(134.5%) ■歳出(目的別)  519億5,608万円(97.0%) 民生費 191億1,694万円(96.4%) 教育費 50億5,270万円(85.8%) 総務費 54億9,032万円(107.4%) 公債費 59億8,219万円(97.9%) 衛生費 46億2,852万円(99.2%) 土木費 36億3,944万円(93.9%) 農林水産費 23億7,199万円(109.9%) 消防費 15億2,110万円(97.5%) 商工費 17億7,359万円(90.1%) 積立金など 23億7,929万円(99.6%) ※記載した金額や前年度比 率は、四捨五入しているため、各項目の合計や差し引きなどは、必ずしも一致しません。 ■東近江市の未来に向けて 施策の推進と財政の健全性の両立  令和4年度の日本経済は、コロナ禍からの社会経済活動の正常化が徐々に進み、企業業績の回復などが見られました。一方で、ロシアのウクライナ侵攻など不安定な国際情勢によるエネルギーや食料価格などの高騰や世界的な景気後退懸念など市民生活に大きな影響を与える状況が続いています。  本市では、新型コロナウイルス感染症や物価高騰などによる市民生活や地域経済への影響や課題を的確に捉え、必要な時期に必要な対策を迅速に講じています。  また、本市が有する地理的優位性と豊かで多様性のある地域資源を最大限にいかしつつ、市民が誇りを持ち安全で質の高い暮らしを享受できるよう、強く豊かな東近江市の創生に取り組み、引き続き「施策の推進」と「財政の健全性の維持」の両立を図ります。 問=財政課 IP=050‐5801‐5602 ファクス=0748‐24‐0752 ■会計別決算額 一般会計 まちづくりや福祉、教育など、市の全般的な事業を行う会計 特別会計 一般会計とは別に、保険料など特定の収入で事業を行う会計 企業会計 民間企業のように、利用料金などの収益で運営する会計 ●一般会計  歳入=536億3,602万円 歳出=519億5,608万円 ●特別会計 ・国民健康保険(事業勘定) 歳入=103億7,398万円 歳出=103億2,389万円 ・国民健康保険(施設勘定) 歳入=2億2,760万円 歳出=1億9,902万円 ・後期高齢者医療 歳入=13億6,186万円 歳出=13億2,783万円 ・介護保険 歳入=86億5,657万円 歳出=84億5,000万円 ・農業集落排水事業 歳入=12億4,857万円 歳出=12億4,587万円 ・公設地方卸売市場 歳入=3,837万円 歳出=3,787万円 ●企業会計 ・水道事業(収益的収支) 歳入=22億7,342万円 歳出=19億1,548万円 ・下水道事業(収益的収支) 歳入=28億1,494万円 歳出=27億8,204万円 ・病院事業(収益的収支) 歳入=1億4,170万円 歳出=1億3,237万円