フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ■9/3 「いざ」というときのために 東近江市総合防災訓練  能登川中学校で実施した市総合防災訓練では、見物に訪れた市民や訓練に参加した消防署などの関係機関から約1,400人が集まりました。  この訓練は、地震や集中豪雨などによる災害の発生を想定したもので、今年は能登川地区で実施。避難所開設訓練や救助ヘリコプターによる救出救助訓練など、本番さながらの緊張感の中で行われました。  また、地域住民に防災を身近に感じてもらうため、体験ブースを設置しました。  消火器を使った初期消火体験をした長崎紘斗さん(小学5年生)は、「水が思ったより強く出てコントロールが難しかった。地震体験や救急体験もできると聞いて来たので楽しみです」と明るく答えてくれました。 ■9/24 ロマン溢れるまちなみを満喫!ぶらっと五個荘まちあるき  近江商人のふるさと五個荘地区で、毎年恒例となっている「ぶらっと五個荘まちあるき」が開催されました。  イベントの目玉である近江商人時代絵巻行列には、午前と午後合わせて約150人が参加。江戸後期から大正時代の衣装に身を包み、まちなかを練り歩きました。また、近江商人屋敷や博物館などで、絵画や小幡人形などの作品が展示される「ぶらりまちかど美術館・博物館」も同時開催。当日は約8,000人が来場し、風情ある町並みを歩きながらアートに触れ、秋の一日を楽しみました。近江商人時代絵巻行列に参加した畑純花さん(神戸市)は、「カムカムエヴリバディの聖地で、このような華やかな衣装が着られてとても気分が上がりました。歴史を学び、体感することができて、本当に楽しいイベントでした」と満足そうな笑顔を見せてくれました。 ■9/24 日本全国から藩士が集う 水曜どうでしょうキャラバン2023in東近江  北海道テレビの人気番組「水曜どうでしょう」のキャラバンが2年連続で総合運動公園布引多目的グラウンドにやってきました。  約3,000人もの水曜どうでしょうファン(藩士)が集まり、名物ディレクターとのトークを楽しみました。  また、オリジナル企画としてミズノ流ポケモン忍者学校も開校され、子どもたちがポケモンの人気キャラクター「ゲッコウガ」と一緒に体を動かしました。  2年連続で県外から参加した伊藤善記さん、希さん夫婦は、「前回よりも出店が増え、地元食材を使ったものもあり楽しかった」と笑顔で話してくれました。 ■コラム 開催まであと2年連載スタート! 湖国の感動 未来へつなぐ わたSHIGA輝く国スポ・障スポ 第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会2025 ■東近江市開催競技 ●サッカー(成年男子) ・総合運動公園布引陸上競技場 ・京セラ株式会社滋賀八日市工場総合グラウンド ・能登川グラウンド ●自転車(ロード・レース)(全種別) 東近江市特設ロードレースコース(調整中) ●ソフトボール(全種別) 総合運動公園布引多目的グラウンド ●ゴルフ(女子) 名神八日市カントリークラブ ●ボクシング(全種別) 能登川アリーナ ●軟式野球(成年男子) ひばり公園湖東スタジアム ●カヌー(スプリント)(全種別) 伊庭内湖特設カヌー競技場 ●グランドソフトボール(身体障害) 総合運動公園布引多目的グラウンド ■大会会期 2025年(令和7年) 国スポ 9月28日(日)〜10月8日(水) 障スポ 10月25日(土)〜10月27日(月) ■大会マスコットキャラクター紹介  大会マスコットキャラクターは、琵琶湖の固有種「ビワコオオナマズ」をモチーフにしています。 「キャッフィー」と「チャッフィー」の愛称を合わせると「キャッチ」になり、人の心をキャッチするという意味が込められているんだよ。 問合せ わたSHIGA輝く国スポ・障スポ東近江市実行委員会(国スポ・障スポ推進課内) IP電話 050-5801-5675 ファクス 0748-24-5571 メール:kokusupo-syosupo@city.higashiomi.lg.jp ■森と人をつなぐコラム 森里川湖をめぐるストーリー 鈴鹿の森から始まり、森里川湖を通じて人と自然がつながっていることを感じていただくコラムです。  鈴鹿山脈に降る大量の雨や雪によって蓄えられた水は、一部は表流水として河川を流れ、一部は土壌に浸透し、長い年月をかけて愛知川を流れ、琵琶湖に注いでいます。  東近江市の東部は、鈴鹿の山から運ばれた土砂で構成される扇状地とよばれる堆積地が多く、堆積地の下層には四百万年〜五十万年前の層が広がり、地下を流れる伏流水が、所々で湧き出しています。  愛知川の水が一見枯れているように見えるのは、上流で地表水が地下に浸透して伏流水となり、国道8号御幸橋あたりから湧水として、再び地表に流れ出るからなのです。  このように水が地上に表れないため、用水に恵まれない地域では、古くから地中深く井戸を掘ったり、湧水や谷川からの水を溜池に蓄えたりして田畑を耕すなど、人々は水の確保に苦労してきました。  愛知川の両岸には、川からの水を導く「井(ゆ)」と呼ばれる用水路が残っています。愛東・湖東地区には「青山井」や「愛知井」などが設けられ、地域の水田を潤してきました。  また、日照りが続くと、「龍」がすむといわれる鈴鹿の山々や水神に降雨を祈りました。鈴鹿10座にも指定される御池岳や竜ヶ岳、雨乞岳の名称は、山に降雨を祈った信仰を現在に伝えています。  蛇口をひねれば水が出る現代。郷土の水は今も鈴鹿山脈から運ばれています。自然豊かな環境に感謝し、鈴鹿の森にまつわる本市の歴史文化を大切にしていきたいものです。 問合せ 森の文化博物館整備課 IP電話 050-5802-9951 ファクス 0748-24-1457