再び、聖徳太子の教えを規範として 議 長 西 澤 由 男 副議長 田井中 丈 三  このたび、東近江市議会の議長並びに副議長の要職に就任し、身に余る光栄に存じますとともに、責任の重大さに身の引き締まる思いであります。なお、本分の議会運営におきましては、引き続き、聖徳太子の説いた教えを規範として、健全な精神のもと活発な議論によって運営をしてまいる所存であります。  私は、太子の説いた「十七条の憲法」の神仏習合の教えこそ、我が国の穏やかで調和のとれた国柄と国民性の基礎を築いたものと理解しています。  「和をもって貴しと為す」は、神道の国家や集落など集団における人のあり方を示したものであり、「篤く三宝(仏法僧)を敬う」は、個人の悟りを高める仏教の教えを謙虚に学ぶことであります。社会の規範になっている「公序良俗」も、長い歴史の中でこの宗教的な精神が育まれてきたからこそ、異論なく国民が共有できるのだと考えます。  しかし今日、それらが揺らいできています。守り続けてきた麗しい伝統や価値観を、この変化が激しい時代の中で守り活かしていく為にも正しく見極め、信頼と共感に溢れ、皆様が安心して暮らせるまちづくりができるように、議員ともども論議を重ね精励してまいる所存であります。  今後とも、皆様の温かいご支援、ご指導ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。 新体制の紹介 議長 西澤 由男   副議長 田井中 丈三   監査委員 森田 コ治 議会運営委員会 西ア 彰委員長、山中 一志副委員長、山本 直彦委員、西村 和恭委員、大橋 保治委員、安田 高玄委員、吉坂 豊委員、竹内 典子委員、井上 均委員 予算決算常任委員会 竹内 典子委員長、大橋 保治副委員長、以下議長を除く全議員 総務常任委員会 西村 和恭委員長、浅居 笑副委員長、鈴木 則彦委員、田井中 丈三委員、大橋 保治委員、辻 英幸委員、山中 一志委員 福祉教育こども常任委員会 山本 直彦委員長、森 鉄兵副委員長、森田 徳治委員、市木 徹委員、櫻 直美委員、田郷 正委員、竹内 典子委員、井上 均委員 産業建設常任委員会 吉坂 豊委員長、廣田 耕康副委員長、青山 孝司委員、西ア 彰委員、和田 喜蔵委員、安田 高玄委員、中村 和広委員、大洞 共一委員 河川整備推進特別委員会 鈴木 則彦委員長、青山 孝司副委員長、森 鉄兵委員、田井中 丈三委員、櫻 直美委員、廣田 耕康委員、吉坂 豊委員、井上 均委員 (仮称)黒丸STC・文化スポーツ学研ゾーン整備計画調査特別委員会 青山 孝司委員長、山本 直彦副委員長、森 鉄兵委員、鈴木 則彦委員、市木 徹委員、櫻 直美委員、田郷 正委員、吉坂 豊委員、井上 均委員 議会だより編集委員会 西村 和恭委員長、浅居 笑副委員長、森 鉄兵委員、鈴木 則彦委員、森田 徳治委員、辻 英幸委員、廣田 耕康委員、吉坂 豊委員、中村 和広委員 一 般 質 問  9月11日、12日、13日に20人の議員が一般質問を行いました。質問と答弁の概要をお知らせします。また、議会ホームページでは、インターネットによる動画配信も行っています。 QRを読み取ることで、各議員の質問の様子を映像にてご覧いただけます。 日本共産党議員団 廣田 耕康 農村集落の明日を!「地域計画」 Q 現在、集落で話し合われている「地域計画」とは、農地が適切かつ効率的に利用されるよう農地一筆ごとに10年後の耕作者を定めるものであるが、 @効率的利用の面だけなく、農村社会を支えてきた農業の役割や、集落コミュニティの維持・発展など農村集落の未来を考えることが大切では。 A今、世界の食料貿易は中国が最大の農産物輸入国になるなど、「金さえ出せば農産物は輸入できる時代は終わった」と言われている。自給率向上に全力を尽くすことが国、自治体に求められているが見解は。 B農村集落の維持は大規模農家だけでは出来ない。多様な経営形態による農業への参画が必要と東近江市アグリプランは強調しているが見解は。 A @農業は農産物生産はもとより、美しい農村景観や日本独自の文化を維持存続させ、地域コミュニティを形成してきました。地域農業の将来像や課題を、農家・非農家を問わず世代を超え語り合うことが大切です。 A日本の自給率はカロリーベースで38%と危機的状況であり、土地利用型農業を中心に多様な農業を発展させていきます。 B地域農業は多様な農家の参画によって維持していけるもので、地域計画においても、大規模農家だけでなく意欲ある兼業農家などを将来の農業を担う者と位置付けています。