東近江市民クラブ 浅居  笑 公共交通は地域活性の要 Q 一般社団法人近江鉄道線管理機構について、 @安全統括管理者は、どのような人材で、どういう仕事をするのか。また、なぜ近江鉄道株式会社と機構それぞれの会社に配置しなければならないのか。 A組織体制の中で本市の職員が数多く派遣されているが、本市にとってメリットは。 A @今回就任されたのは現職の西日本旅客鉄道株式会社の社員で、鉄道を安全に運行していくための必要な対策について総括的に指揮監督を行います。上下分離後のそれぞれの会社に配置されたのは、鉄道運行と関連施設の維持管理を担う双方の立場から連携協議することで、より高度な安全輸送が確保できると判断されたものです。 A本市がイニシアチブをとって対策を進めていけることや中心市街地活性化をはじめとする諸施策の推進にあたり緊密かつ速やかに連携できることです。 Q 1月から運用を開始したちょこっとバスのバスロケーションシステムのメリットと課題は。 A 利用者が市や運行事業者に問い合わせをしなくても、スマートフォンなどで簡単に運行状況や遅延情報を確認できるようになりました。今後は市外からの来訪者にも利用いただけるよう広く周知を図っていく必要があると考えています。 東近江市民クラブ 山本 直彦 子ども政策の更なる充実を! Q こどもまんなか社会の実現に向けた本市の体制強化、機能強化策は。 A 本市では平成26年度にこども未来部を復活させ、さまざまな事業に取り組んでいるところです。特に少子化対策や子どもの虐待に対しては、部局横断的な連携を図り、課題解決に向け取り組みを進めています。  今後も子ども・子育て政策のさまざまな課題に対応するため、更に関係機関と連携し、体制強化や機能強化を図るとともに、子ども政策の総合的な推進に努めていきます。 Q 改正児童福祉法に関して、 @子育て支援センターの再編や機能強化の計画は。 A新設された親子関係形成支援事業の内容と本市の施策は。 A @今回の児童福祉法の改正により、妊娠期から子育てや子どもに関する相談および支援の充実を図るため、こども家庭センターの設置に向け、庁内の関係部署による連携会議を実施しているところです。 A養育上支援を要する児童およびその保護者などを対象に、親子間の適切な関係性の構築を目的とし、子どもとの関わり方を学ぶためのトレーニングを行い、子どもの発達状況に応じた支援をするものです。本事業については、今後、利用者のニーズなどを把握しながら、事業実施に向けて検討していきます。 東近江市民クラブ 森  鉄兵 「兄弟別々に通園」の改善を Q 本市において兄弟が別々の園に通っている状況について、 @背景および理由は。 A別々の園に通っている家庭の数は。 B保護者の負担などについて市の認識は。 C自治体によっては、兄弟が既に利用している園と同じ園への入園を希望する場合に保育指数が加算される「兄弟加点」を導入し、優先的に入園できるような制度のところもあるが、本市においても同様の加点制度、もしくは優先的に入所できるような制度を創設するべきと考えるが、本市の見解は。 A @受入枠が不足していることがあると考えています。理由としては、兄弟が別々の園に入所することになってもやむを得ないという保護者の意向を踏まえて、入所調整を行っているためです。 A本年4月1日現在で、42世帯です。 B複数園への送迎に時間を要すること、また、運動会など行事への参加が園ごとになり、労力を要することなどが負担になっていると認識しています。 C兄弟同一施設の利用による保護者の負担軽減は重要と認識しつつも、入所希望全体の公平性を保つことを考慮しますと、現在の運用が妥当であると考えています。 東近江市民クラブ 西澤 由男 記憶に残る大会に Q 第79回国スポ・第24回障スポ大会について、 @大部分が市の負担となる施設整備は、仮設でなく常設となるよう施設設計を望むが、見解は。 Aリハーサル大会まで残り約1年となるが、進捗状況は。 B前回は民泊形式だったが、今回の宿泊計画は。 C地元商工業者や観光関係者によるもてなしの機会創出は。 D天皇杯・皇后杯に向けての選手育成や強化の準備状況は。 E前回大会をきっかけに誕生した能登川高校ボクシング部のような、大会後の新たな伝統づくり構想は。 A @予算の制約はありますが、施設の有効活用も考慮して今後の整備に努めます。 A完了したものも含めて順調に進んでいます。令和6年度以降は伊庭内湖の浚渫や自転車レースの道路修繕および選手村となる布引体育館の大規模改修などを予定しています。 B県では民泊の活用は行わず、民間旅行会社に委託し一元管理される予定です。 C各競技会場に郷土物産の売店や観光案内所、休憩所を設置して盛り上げる予定です。 D開催決定以降、県や協会・団体の連携によって、5年生を対象にしたレイキッズの育成や有力選手を集めた選手団の強化や支援が図られています。 E記憶に残る大会とし、スポーツ活動の普及、促進に努めます。