フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ■10/22 手工芸作品との心躍る出会い ヘムスロイドの杜まつり  さわやかな秋空の下、ヘムスロイドの杜まつりが開催されました。このまつりは、普段は手工芸作家の工房であるヘムスロイド村を開放し、クラフト市などを通じて作家と来場者が交流するイベントで、今年は県内外で活躍する手工芸作家や飲食店など約70組が出店。個性あふれる作品を求めて約4,000人が訪れ、大いににぎわいました。  ワークショップでは、作品の制作過程を体験でき、栗東市から家族で訪れた東野友祐さん(小学5年生)は、鍛造のワークショップでS字フック作りを体験し、「初めてだったけど垂直にリズムよく叩くとうまくいった。自分のポシェットを吊るすのに使いたい」ときれいな曲線を描いたフックを満足げに見せてくれました。  ■11/3・4 買って食べて踊って、秋満喫!東近江秋まつり  本市の秋を代表する恒例行事「東近江秋まつり」を開催しました。  3日には、二五八祭や物産まつりなどが開催され、近江牛を使って直径2メートルの大鍋で作った「牛肉大鍋」が無料で振る舞われました。他にも、ステージイベントやマルシェ、フリーマーケットなどのイベントが行われ、多くの人でにぎわいました。  家族と来ていた青山漸さん(小学1年生)は、「初めて来たけど、人が多くてびっくりしました。いっぱい食べものがあって楽しかったです。来年も来たいです」と満足げに話しました。  4日の農林水産まつりでは、新鮮な市内農畜水産物の販売やピザ作り体験などもあり、大勢の人が秋空のもと2日に渡った秋まつりを満喫しました。 ■10/14 ワンコインで乗り放題!ガチャフェス  近江鉄道線沿線のにぎわいづくりや活性化に向けた新たな取組として「ガチャフェス」が開催されました。  大人100円で近江鉄道全線が1日乗り放題となり、約2万人が近江鉄道を利用して各駅の周辺で行われたイベントを楽しみました。  本市では、八日市駅をはじめ7駅周辺で17のイベントが開催されました。長谷野駅近くの50年森で丸太切りをした井上結仁さんと矢部悠真さん(小学4年生)は、「力を使って疲れたけど楽しかった」と少し疲れながらも笑顔で話してくれました。 ■コラム 湖国の感動 未来へつなぐ わたSHIGA輝く国スポ・障スポ 第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会2025 鹿児島国体レポート  コロナ禍で2020年から2023年に延期になった国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」が10月に開催されました。  正式競技37、特別競技1の合計38競技に選手や監督、役員など大勢が参加し11日間の全日程が無事に終了しました。  長年親しまれてきた国民体育大会(国体)の名称は今大会が最後となり、来年の佐賀県での開催からは国民スポーツ大会(国スポ)へ変わります。 滋賀県選手団の成績結果 天皇杯(男女総合成績) 17位 令和4年栃木国体20位 皇后杯(女子総合成績) 15位 令和4年栃木国体24位 PRアンバサダー小梶孝行選手が出場  本市の国スポPRアンバサダーである小梶孝行選手がカヌースプリントに出場されましたが、惜しくも準決勝敗退。 次回に期待しましょう!  いよいよ2年後に迫った滋賀県での開催。今後も滋賀県出身選手の活躍に注目です。 問合せ わたSHIGA輝く国スポ・障スポ東近江市実行委員会(国スポ・障スポ推進課内) IP電話 050-5801-5675 ファクス 0748-24-5571 メール:kokusupo-syosupo@city.higashiomi.lg.jp ■森と人をつなぐコラム 森里川湖をめぐるストーリー5 鈴鹿の森から始まり、森里川湖を通じて人と自然がつながっていることを感じていただくコラムです。  湖東平野にそびえる赤神山は、三角の山容が目立ち、赤神山に鎮座する阿賀神社は「太郎坊さん」の愛称で親しまれています。  この赤神山をはじめ繖山や雪野山は、恐竜がいた時代、中生代白亜紀(およそ七千万年前)の火山活動でできたと考えられています。このときの噴火の中心は、甲津畑から杠葉尾を含む非常に広い範囲に広がり、激しい噴火によって火山体の陥没が生じ、図のように「湖東カルデラ」と呼ばれる巨大なカルデラが形成されました。 その規模は、現在世界最大の阿蘇のカルデラ(東西18q、南北24q)に匹敵したと考えられています。  活発な火山活動は、巨大な噴火口から盛んに溶岩を噴出し、その溶岩が冷え固まった岩石が滋賀県の石に選定された「湖東流紋岩」です。太郎坊阿賀神社の夫婦岩は、この湖東流紋岩が冷えて固まる際に、岩が収縮することで割れ目(節理)が生じ発達したものとされています。湖東流紋岩は、東近江地域では古墳の石室や城の石垣等をはじめ、古くから人々の暮らしの様々なところで利用されてきました。  人類が誕生する遥か昔の話ですが、東近江市は鈴鹿山麓から湖東平野まで広がる巨大な湖東カルデラの上に形づくられたことを、太郎坊さんが静かに語りかけてくれています。 問合せ 森の文化博物館整備課 IP電話 050-5802-9951 ファクス 0748-24-1457