○東近江市子育て世帯への臨時特別給付金支給事業実施要綱

令和2年5月11日

告示第161号

(目的)

第1条 この要綱は、令和2年度子育て世帯への臨時特別給付金支給要領(令和2年5月1日付け府子本第575号内閣府子ども・子育て本部統括官通知)に基づき、新型コロナウイルス感染症の影響等を踏まえ、子育て世帯に対して、臨時特別的な給付措置として子育て世帯への臨時特別給付金(以下「給付金」という。)を支給することにより、子育て世帯の生活を支援することを目的とする。

(支給対象者及び対象児童)

第2条 給付金の支給対象者は、次の各号のいずれかに該当する者とする。

(1) 令和2年4月分の児童手当法(昭和46年法律第73号。以下「法」という。)による児童手当(以下「児童手当」という。)の受給者(法附則第2条第1項の給付の受給者を除く。)

(2) 令和2年3月分の児童手当の受給者であって、当該者に係る支給要件児童(法第4条第1項第1号に規定する支給要件児童をいう。以下同じ。)又は中学校修了前の施設入所等児童(同項第4号に規定する中学校修了前の施設入所等児童をいう。以下同じ。)が15歳に達する日以後の最初の3月31日を経過したこと又は死亡したことにより、児童手当を受給すべき事由が消滅したもの

(3) 前2号の規定にかかわらず、次の左欄に掲げる場合において、それぞれ同表の右欄に掲げる者。ただし、前2号に規定する者(以下「受給者等」という。)に対して給付金の支給が決定されている場合には、この限りでない。

1 令和2年3月31日(令和2年3月分の児童手当の支給要件児童又は中学校修了前の施設入所等児童については令和2年2月29日。以下「基準日」という。)後に受給者等が死亡した場合(この号の規定により給付金を支給される者が、当該者に対して給付金の支給が決定されるまでの間に死亡した場合を含む。)

左欄に掲げる者が死亡した日の属する月の翌月分の当該者に係る支給要件児童に係る児童手当の支給を受ける者その他これに準ずるものとして適当と認められる者

2 基準日後から給付金の支給が決定されるまでの間に、受給者等に係る児童が中学校修了前の施設入所等児童であることを受給者等に給付金を支給する市町村(特別区を含む。以下同じ。)が把握した場合

左欄に掲げる施設入所等児童が委託されている小規模住居型児童養育事業を行う者若しくは里親又は左欄に掲げる施設入所等児童が入所若しくは入院をしている障害児入所施設等(法第4条第1項第4号に規定する障害児入所施設等をいう。)の設置者

3 基準日後から給付金の支給が決定されるまでの間に、受給者等からの暴力を理由に避難し、当該者と生計を別にしている当該者の配偶者(現に次項の対象児童を監護し、かつ、これと生計を同じくする者に限る。)が本市に避難している場合において、当該対象児童に係る法第7条第1項の規定による認定の請求をし、本市による当該認定の請求に関する通知が受給者等に対して給付金を支給する市町村に到達した場合

左欄に掲げる当該者の配偶者

2 前項に規定する者に支給される給付金の対象児童(給付金の支給額の算定の基礎となる児童をいう。以下同じ。)は、当該者に支給される令和2年4月分の児童手当に係る児童及び同年3月分の児童手当に係る児童(15歳に達する日以後の最初の3月31日を経過し、又は死亡したことにより、令和2年4月1日時点において支給要件児童若しくは中学校修了前の施設入所等児童でない児童に限る。)とする。

(支給額)

第3条 給付金の支給額は、対象児童1人につき1万円とする。

(一般支給対象者に対する支給の申込み等)

第4条 市長は、一般支給対象者(支給対象者のうち、法第17条第1項に規定する公務員を除いたものをいう。以下同じ。)に対し、給付金の支給の申込みを行うものとする。

2 一般支給対象者は、前項の申込みを受けた際に、届出書(様式第1号)により給付金の受給の拒否を届け出ることができる。

3 市長は、令和2年6月30日までに前項の届出がないときは、速やかに支給を決定し、一般支給対象者に対し、給付金を支給するものとする。

(一般支給対象者に対する支給の方式)

第5条 一般支給対象者に対する給付金の支給は、第1号に掲げる方式により行うものとする。ただし、監護する児童が15歳に達する日以後の最初の3月31日を経過したこと又は死亡したことにより、令和2年4月分の児童手当の支給を受けず、児童手当の支給に当たって指定していた口座等を解約等しており、給付金の支給に支障が生じるおそれがある場合に限り第2号に掲げる支給方式を、一般支給対象者が金融機関に口座を開設していないこと、金融機関から著しく離れた場所に居住していることその他第1号又は第2号に掲げる方式による支給が困難な場合に限り第3号に掲げる支給方式を行うものとする。

(1) 児童手当口座振込方式 令和2年3月31日時点において市が把握する児童手当振込時における指定口座に振り込む方式

(2) 指定口座振込方式 前条第3項の支給決定前までに、届出書(様式第2号)により前号の指定口座の変更を届け出、市が当該届出をした指定口座に振り込む方式

(3) 窓口現金受領方式 前条第3項の支給決定前までに第1号の口座の解約等を届け出、市が当該窓口で現金を交付することにより支給する方式

(公務員支給対象者に係る申請及び支給の方式)

第6条 公務員支給対象者(支給対象者のうち、法第17条第1項に規定する公務員をいう。以下同じ。)は、申請書(様式第3号)により申請を行うものとする。

2 公務員支給対象者による申請及び市による支給は、次の各号に掲げる方式のいずれかにより行うものとする。この場合において、第3号に掲げる申請方式は、公務員支給対象者が金融機関に口座を開設していないこと、金融機関から著しく離れた場所に居住していることその他第1号又は第2号に掲げる方式による支給が困難な場合に限り行うものとする。

(1) 郵送申請方式 申請者が申請書を郵送により市に提出し、市が申請者から通知された金融機関の口座に振り込む方式

(2) 窓口申請方式 申請者が申請書を市の窓口に提出し、市が申請者から通知された金融機関の口座に振り込む方式

(3) 窓口現金受領方式 申請者が申請書を郵送により、又は市の窓口において市に提出し、市が当該窓口で現金を交付することにより支給する方式

3 市長は、第1項の規定による申請の際に、必要に応じて、公的身分証明書の写し等を提出させ、又は提示させること等により、当該申請者の本人確認を行うものとする。

(公務員支給対象者に係る申請受付開始日及び申請期限)

第7条 公務員支給対象者に対して支給する給付金の申請受付開始日は、令和2年6月1日とする。

2 申請期限は、やむを得ない場合を除き、令和2年10月31日とする。

(代理による申請)

第8条 代理により第6条第1項の申請を行うことができる者は、当該申請者の指定した者その他市長が別に定める方法により適当と認める者とする。

(公務員支給対象者に対する支給の決定)

第9条 市長は、第6条第1項の申請書の提出があったときは、速やかに内容を確認の上、支給を決定し、当該申請者に対し、給付金を支給するものとする。

(給付金の支給等に関する周知)

第10条 市長は、支給対象者及び対象児童の要件、申請の方法、申請受付開始日等の事業の概要について、広報その他の方法による住民への周知を行うものとする。

(申請が行われなかった場合等の取扱い)

第11条 前条の規定による周知を行ったにもかかわらず、公務員支給対象者から第7条の申請期限までに第6条第1項の申請が行われなかった場合には、当該公務員支給対象者が給付金の支給を受けることを辞退したものとみなす。

2 第4条第3項の規定による支給決定を行った後、令和2年3月31日時点において市が把握する児童手当振込時における指定口座(支給前までに指定口座の変更を届け出ている場合は、当該届出をした指定口座)に給付金として支給を行う手続を行ったにもかかわらず、令和2年12月31日までに指定口座への振込が口座解約等によりできない場合は、当該申請は取り下げられたものとみなす。

3 第9条の規定による支給決定を行った後、申請書の不備による振込不能等があり、確認等に努めたにもかかわらず、申請書の補正が行われないことその他支給対象者の責に帰すべき事由により支給ができなかったときは、当該申請は取り下げられたものとみなす。

(不当利得の返還)

第12条 市長は、給付金の支給を受けた後に支給対象者の要件に該当しなくなった者又は偽りその他不正の手段により給付金の支給を受けた者に対し、支給を行った給付金の返還を求めるものとする。

(受給権の譲渡又は担保の禁止)

第13条 給付金の支給を受ける権利は、譲り渡し、又は担保に供してはならない。

(その他)

第14条 この要綱の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。

この告示は、令和2年5月11日から施行する。

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東近江市子育て世帯への臨時特別給付金支給事業実施要綱

令和2年5月11日 告示第161号

(令和2年5月11日施行)