2010第6回(平成22年度) 6th |
東近江市美術展覧会 An art exhibition |
入賞作品集 A work of selected arts |
写真部門 審査員 :溝縁 ひろし
<総評>応募された写真は、全体的に仕上げもよく、風景、スナップ、行事、お花など、幅広い作品がたくさん寄せられ、順位をつけるのに大変苦労しました。作者のそれぞれの思いが作品に生かされ、力のある写真がおおかったです。デジタルの方も、カメラ、プリントなどの技術が大きく進歩して来ました。デジタルの良さを活用して作品づくりをしてください。
市展賞
【命 題】萬燈祭フィナーレ
【住 所】東近江市北清水町
【氏 名】高田 徳一
【特別賞】東近江市長賞
【講 評】作者のカメラ位置がとてもよい。デジタル機能を十分生かし、龍踊りの動きと観衆を入れての構図がとてもよい。背景のちょうちんも祭りの効果を盛り上げています。
特選
【命 題】異国の地
【住 所】東近江市札の辻二丁目
【氏 名】横田 史代
【特別賞】産経新聞社賞
【講 評】水平線の広がる大草原。広角レンズを使って、パオなど物を強調し、迫力ある、レンズワークで3枚組みにうまく構成できています。
特選
【命 題】永源寺晩秋の彩画
【住 所】東近江市市辺町
【氏 名】門野 敏郎
【特別賞】滋賀報知通信社賞
【講 評】紅葉と雪をかぶった白い山、ブルーの空と手前の木影、景色を対比させながらしっかりした構図でうまくまとめています。
特選
【命 題】お花見
【住 所】東近江市平松町
【氏 名】岸 洋子
【特別賞】近江新聞社賞
【講 評】春爛漫、お花見は日本人の心の原点では。さりげない光景だが、手拍子ありで、とにかく楽しい雰囲気がよい。何かのショーを見るようです。
特選
【命 題】夢一夜
【住 所】八日市市春日町
【氏 名】柳本 勝彦
【特別賞】報知写真新聞社賞
【講 評】花火のようすを、2枚組赤と紫の彩りで構成してうまくまとめている。さりげなくおかれた人物のシルエットが花火をうまくバランスをとっている。
準特選
【命 題】お茶席
【住 所】東近江市建部日吉町
【氏 名】田中 利生
【特別賞】 -
【講 評】お茶席の準備をする様子を超広角でデフォルメしたのがとても新鮮でよかったです。和服の女性、庭のお花ともにいいタイミングです。
佳作
【命 題】旬景
【住 所】東近江市建部日吉町
【氏 名】佐多 信義
【特別賞】 -
【講 評】画面をシンプルに、かつ明暗を生かせた配置がとてもよい。パソコンで多少の処理をしているかと思いますが、作者のバランスを考えた焼き込みが出来ていると思います。
佳作
【命 題】喝!
【住 所】彦根市開出今町
【氏 名】今村 達雄
【特別賞】 -
【講 評】画面をシンプルに、かつ明暗を生かせた配置がとてもよい。パソコンで多少の処理をしているかと思いますが、作者のバランスを考えた焼き込みが出来ていると思います。
佳作
【命 題】露草
【住 所】東近江市上平木町
【氏 名】但木 矩夫
【特別賞】 -
【講 評】露草の葉を入れて、花びらの先まで曲線をうまく生かせた構成がとてもよい。作者のしっかり物をみつめる感性があらわれた写真です。
佳作
【命 題】匠
【住 所】東近江市五個荘金堂町
【氏 名】塚本 和子
【特別賞】 -
【講 評】匠の技を3枚組でうまくみせています。作業と修復、そして完成へ。さりげない工房の中で、組み写真の流れを考えた作品づくりが出来ています。