【2月3日(金)】押立神社 節分祭
[2017年2月6日]
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2月3日の節分に、東近江市北菩提寺町の押立(おしたて)神社で、五穀豊穣や平穏無事を祈る節分祭が行われ、あわせてドケ踊りが披露されました。
ドケ踊りは、60年に一度行われる奇祭「古式祭(ドケ祭)」の中で行われるもので、江戸時代の文献にも記録が残る、古くから地元に伝わる踊りです。「ドケ」とは、神様が通るので「どきなさい」から由来する、また「道化」がなまったなどの諸説があります。次回奉納は平成43年を予定されていますが、伝統文化を絶やさないために平成18年から節分祭でも還暦を祝って披露されています。
当日は長襦袢と赤や金色が基調の陣羽織を着た「押立神社ドケ祭保存会」の5人が、鬼面や般若面をつけ、笛、太鼓の音に合わせて「ドッケノ、ドッケノ、シッケノケ」とはやしながら、踊りを披露しました。
また、押立神社では節分祭の神事が営まれたほか、還暦を迎えた男女が、舞台から福餅や福豆を一般参拝者にまかれました。
同保存会では、ドケ踊りを次世代に継承するため、年に1回、同神社にほど近い湖東第二小学校の児童に踊りを教えられています。また、現在、地域内外問わず、踊りの担い手となる会員を募集されています。
▲豆まきの様子
▲鮮やかな衣装でドケ踊りを披露