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食を通じて生産者の思いを消費者に届けたい 池田喜久子さん 和南町

[2019年8月15日]

ID:10759

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池田牧場の皆さん

   鈴鹿山脈の山あいにある、イタリアンジェラートのお店「香想」。自営する池田牧場で搾った新鮮な牛乳から作られるジェラートは、季節を問わず大勢のお客さんが来店しにぎわいます。   



ジェラートを購入するお客さん

 22年前、県内で初めて、イタリアンジェラートの自家製造を手がけたのは「池田牧場」の池田喜久子さん。ご主人、池田義昭さんが1頭1頭に愛情をたっぷり注ぎ丹精込めて育てた牛から搾った自慢の牛乳を、直接、消費者に届けたいという思いから、ジェラートへの加工・販売を決意されました。単身、イタリアに渡り、本場のジェラートから味のイメージを広げ、試行錯誤の結果、平成9年3月30日に「香想」をオープン。当初は牧場の隣で販売していましたが、平成15年8月、現在のあいきょうの森横に移転されました。リピーターも多く、ログハウスの店舗にはジェラートを買い求めて訪れるお客さんが列をなします。 



牛舎

 ジェラートの自家製造のほかにも、鹿による農業被害の対策として有害駆除された鹿肉を生かす調理法を研究し、地元の有機米やイワナ、新鮮な野菜などの特産物を使った料理とあわせて、農家レストラン「香想庵」で提供するなど、これまで地産地消にこだわった事業展開をされてきました。


 「当時はまだ『地産地消』という言葉がありませんでしたが、どこで生産されたものかわからないものではなく、地元でとれ、誰が作ったかわかるものを体に入れた方が良いと考えていました。『食べる』とういうことは『生きる』ということなのに消費者があまり『食べる』ということに関心を持っていませんでした。人は多くの命に支えられながら生きています。食物となるものたちへの感謝の心、『いただきます』の意味を生産者として発信する場をもちたい、と考えたのが農家レストランでした」と当時を振り返る喜久子さん。
消費者の方を向いて生産したいと願い挑戦したのが、「ジェラート」。消費者とともに『食べる』ことを考える場づくりを行ったのが「農家レストラン」。


 「今後は、農村をどうやって残していくかということを考えていきたいと思っています。農村は一度消えてしまえば、古くからつないできた伝統も消えてしまいます。農業は男性が守れるけれど農村を守るには女性の力が必要です。女性に農村に居ついてもらうことを考えることが、次に私が果たすべき役割であると考えています」
二人三脚で行う池田さん夫妻の挑戦と、地域を愛する生産者としての活動は今後も続きます。

ジェラードを手にする子ども

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