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女性目線を大切に 水耕栽培で新規就農 町田 香織さん

[2019年12月9日]

ID:11022

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町田香織さん

 近畿で一番の耕地面積、県内で一番の農業産出額を誇る東近江市。農業は、東近江市の基幹産業です。しかし一方では、農家数が減少し、地域農業の担い手や後継者不足が課題となっています。そんな中、東近江市で農業をすることに魅力を感じて新たに就農される人もおられます。永源寺相谷町のハウスでレタスや水菜の水耕栽培をされている町田香織(まちだ かおり)さんもその一人です。

 町田さんは、平成30年12月25日に新規就農の認定を受け、地元、永源寺相谷町で農業を始められました。「安全でおいしい野菜をつくりたい」というご主人の一言がきっかけとなり、愛媛県、三重県、大阪府の水耕栽培農家を見学するうちに、「自分でやってみよう」と思うようになったそうです。農業といえば畑で作業し、大変なものというイメージを持っていたのが、水耕栽培の見学をして「こんな農業もあるんだ」と驚き、野菜作りを始める決意をされました。娘さんと友達の協力を得て、農作業は女性3人で行っています。レタスや水菜をはじめ、フェンネルやハーブなどの栽培にも挑戦し、あいとう直売館や近隣のスーパーマーケットなどに出荷もしています。

ハウスでの収穫作業
 種をまきすぎて作業が追いつかないなど、まだ生産量と作業量のバランスがつかめず苦労することもありますが、緑に囲まれての農作業には癒しを感じており、『野菜嫌いの子どもがこのレタスだけは食べるのよ』など、お客さんの言葉にも救われるそうです。
 「永源寺のおいしい水と、寒い冬には薪ストーブを使って暖房を行うなど、自然の恵みをいただきながら、安定的においしい野菜を作りたいです。女性目線を大切にしながら、見た目もきれいなこだわりの野菜作りを目指します。また、6次産業化も視野に入れつつ、将来は育てた野菜を使ってサラダやサンドイッチなどを移動販売やマルシェで提供できるよう頑張りたいです」と町田さんは今後の目標を語ります。愛情込めて育てられた野菜は女性にも人気で、手土産として個人的に注文されるなど、口コミにより広がりつつあり、新たな挑戦への原動力となっています。
農作物を手に持つ町田さんと娘さん

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