【9月8日(日)】東近江市総合防災訓練を実施
[2019年9月12日]
ID:10826
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
9月8日(日)、永源寺運動公園グラウンド(主会場)と鈴鹿の里コミュニティセンター(副会場)において、東近江市総合防災訓練を実施し、約1,200人が参加しました。
主会場となった永源寺運動公園グラウンドでは、滋賀県造園協会東近江支部をはじめ各種団体による落石除去訓練・電力設備応急復旧訓練・水道施設応急復旧訓練などのライフライン復旧訓練や住民参加型の水防訓練、初期消火訓練、応急手当講習、救命講習などが行われました。
さらに、今年度は、展示・体験エリアで、中学生までを対象としたスタンプラリーもあり、楽しみながら防災について学ぶことができました。
また、永源寺中学校の生徒が防災教育の一環として参加し、水防訓練の土のう作り、初期消火訓練のバケツリレー、応急手当などを体験しました。三角巾を使った応急手当を学んだ永源寺中学生は、「応急手当は初めての経験でした。三角巾を使った止血方法はいろいろあることが分かりました。もしも災害などで負傷者が出たときには、習ったことを思い出し、落ち着いて対応していきたい」と頼もしい感想を話しました。
訓練の最後には、滋賀県防災航空隊による傷病者の救助搬送訓練が実施され、参加者は間近で見るヘリコプターとその救助の様子に見入っていました。
すべての訓練が終わり、閉会式に臨んだ小椋正清市長は「予期せぬ災害が全国各地で発生しており、令和になっても穏やかな日が続かない。自然災害をなくすことはできないが、こうした訓練の積み重ねで被害を軽減することはできる。特に、高齢者や障害者といった社会的弱者の救出のため、共助の力を大切にしてほしい」と参加者らに呼びかけました。