横断歩道は歩行者優先
横断歩道利用者ファースト運動とは
滋賀県で2019年から始まった『信号機のない横断歩道における歩行者の安全確保と交通事故防止を図ること』を目的とした、横断歩道では歩行者が優先される運動のことです。
東近江市、東近江警察署および東近江土木事務所では、近江鉄道八日市駅前の交差点から東近江警察署前交差点までの区間を同運動のモデル路線と定め、互いに協力して『横断歩道利用者ファースト運動』の推進に努めています。
本市の取組
市内の大学と『手をあげてわたろう』をテーマにした歌詞とその歌詞に合わせた体操を共同制作し、交通安全教室で活用したり、さまざまなイベント時に発表したりしています。
運転者の皆さんへ
信号機のない横断歩道の手前には、『横断歩道あり』の道路標識や路面標示(ダイヤマーク)が設置されています。歩行者や自転車が横断しようとしているときは、横断歩道や自転車横断帯の手前で一時停止することが義務付けられています。
横断歩道とその手前から30メートル以内の場所では、追い越し・追い抜きをしてはいけません。前方の車の陰にいる横断者を見落とすおそれがあり、大変危険です。
歩行者の皆さんへ
道路を横断するときは、手を挙げるなど『横断する意思表示』を行ってから『左右の安全確認』をして、車が停止してから横断しましょう。道をゆずってくれた運転者に対しては、可能な限り『感謝の意思表示』をして、お互いに気持ちよく道路を利用しましょう。
道路を利用するみんなで交通ルールを守りましょう
JAF(日本自動車連盟)が実施の信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2023年調査結果)では、平均45.1パーセントに対して、滋賀県は46.3パーセントの結果でした。
道路を利用するすべての人が、「横断歩道を利用するとき」「車で通過するとき」に相手のことを気遣う『思いやりの心』を持つことで、交通事故のない安全で安心な東近江市をつくりましょう。