近江の聖徳太子魅力発信事業が集大成を迎えました
[2023年12月5日]
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昨年始まった近江の聖徳太子魅力発信事業の集大成として、聖徳太子をテーマにした創作ミュージカル「日出ずる国」の公演が12月2日、3日に八日市文化芸術会館で行われました。
このミュージカルは、昨年創作されたミュージカルをリメイクしたもので、主人公のユリと厩戸皇子(聖徳太子)2人の精神が入れ替わり、別々の時代の暮らしを体験するというストーリーです。
演者は、6月のオーディションで選ばれた市民ら27人が務め、半年間練習してきた成果として熱い演技を披露し、一体感のある舞台に会場は拍手喝采で幕を閉じました。
3日には聖徳太子の和の精神を次世代に伝える記念事業として、聖徳太子ゆかりの社寺の代表者が一堂に集まり、一連の事業の振り返りと次の節目となる年へ向けたメッセージを発信するセレモニーが行われました。
昨年、聖徳太子薨去1400年の節目の年を迎え、東近江地域2市2町(東近江市、近江八幡市、竜王町、日野町)や太子ゆかりの社寺などで構成する委員会は、秘仏の御開帳や社寺のライトアップをはじめとするさまざまな事業を行う中で、近江の聖徳太子と地域の魅力を発信してきました。
委員長の小椋市長は、「2年にわたる事業で11社寺が一致団結し、大きな実績を残すことができた。和の文化が観光振興の起爆剤になれば」と締めくくりました。