NPO法人愛のまちエコ倶楽部の皆さん（妹町）

「菜の花プロジェクトから、農村まるごとプロジェクトに」

　愛のまちエコ倶楽部は、愛東地区を拠点に菜の花エコプロジェクトや農村の魅力を発信する団体です。

　愛東地区では、昭和50年代の「石けん運動」を契機に、環境に対する意識が高まり、天ぷら油の廃油から石けんをつくる活動や住民自らゴミの分別・収集・運搬を行う「あいとうリサイクルシステム」が確立しました。その後、全国に先駆け、天ぷら油の廃油をバイオ燃料に精製して農耕機などに活用したり、菜の花を栽培して地域で食用の菜種油を生産したりする「菜の花プロジェクト」に発展しました。その取組を推進する地域団体として立ち上がったのが「愛のまちエコ倶楽部」です。

　持続可能なまちづくりを目指して、さまざまな活動をしています。

　10年以上続いている農業体験イベントや、台湾やノルウェーなど海外からの利用もある農家民泊事業、また、就農体験を通し、都市部から新規就農や移住を促進する取組など、活動は多岐にわたります。