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地域のポテンシャルを生かした民泊 ファームステイ近江 居永 友多可さん(平林町)

[2020年3月2日]

ID:11248

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地域のポテンシャルを生かした民泊 ファームステイ近江  居永 友多可さん(平林町)
居永 友多可さん

 目の前に田園風景が広がる平林町。ここに居永さんが自宅を活用し運営する民泊「ファームステイ近江」があります。平成30年6月に施行された「住宅宿泊事業法」に基づき、同年11月に開業されました。
 居永さんは、大学卒業後金融機関に就職。その後、実家を離れて農業や福祉の関係の仕事に携わられました。そして6年前、一念発起され、実家に戻り農家となり水耕栽培を始められました。
 「地元を離れていましたが、実家が所有する田んぼのことなども気になり実家に戻ることを決意し、会社勤務時代に経験があった水耕栽培をスタートさせました。地元に戻ってきて改めて感じたのが、この地域の『自然の素晴らしさ』『農業の素晴らしさ』です。都市にある大きな建造物はお金をかければ建てることができますが、自然は人の手で作ることができません。深呼吸するだけで気持ちがいい贅沢な地域です」と居永さんは振り返ります。
 地域の素晴らしい自然や農業を多くの人に体感してもらいたいという思いから、約1年前には、水耕栽培に加えて民泊を開業されました。国内の中高生の修学旅行の受け入れをはじめとして、全国各地からの個人旅行者や、さらには海外からの旅行者も受け入れ、昨年は1年間で約100人が滞在されました。中には3週間も滞在する人もいるそうです。利用する皆さんは、単に泊まるだけでなく、居永さんが水耕栽培している小松菜や自宅の裏山にあるタケノコの収穫、また里山や農道の散歩などを楽しまれます。


たけのこ掘り
小松菜定植

 「国内をバイクで旅行する皆さんにも頻繁に利用していただいています。中には、滞在後にソーシャルメディアやブログで体験された内容を発信してくれる人もいて、口コミでもお客さんが増えています。滞在される皆さんは、農業体験や自然体験を楽しまれ、周囲の歴史にも触れられます。お客さんの様子を見て改めてこの地域のポテンシャルを感じています。大都市からのアクセスも良いので、まだまだ可能性があると思いますので、地域の中にもっと体験ができる民泊を増やし、地域全体で盛り上げていきたいと考えています」と居永さんは展望を話します。
 “泊まるだけでなく、さまざまな体験を通して地域のファンを増やす。”今後も居永さんのチャレンジは続きます。


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