あいとうエコプラザ菜の花館オープン& NPO法人愛のまちエコ俱楽部設立20周年記念イベントを開催しました
20周年記念イベントについて
本市では、地域資源を地域内で循環させることにより環境やエネルギーなどの課題を地域とともに解決を図る菜の花エコプロジェクトに取り組んでおり、カーボンニュートラルなどの新しい視点を取り入れながら継続してきました。
また、あいとうエコプラザ菜の花館をプロジェクトの拠点施設として位置付け、施設の運営やプロジェクトの推進については、NPO法人愛のまちエコ倶楽部が指定管理者として役割を担ってきました。
この度、菜の花館のオープンとNPO法人愛のまちエコ倶楽部設立から20年を迎えるに当たり、令和7年4月20日に20周年記念イベントとして、記念講演やパネルディスカッションを実施しました。約100人の参加者とこれまでの20年間の取組を振り返るとともに今後の展望についても共有する機会となりました。
今回の20年の節目を契機とし、これまでの取組を振り返り、近年の目まぐるしい気候変動や地球温暖化対策などに対応し、地域資源の更なる活用方法の検討など、新たな視点で菜の花エコプロジェクトを進めます。
文化人類学者である辻信一さんによる記念講演「大地再生とローカリゼーション」
「大地再生とローカリゼーション」と題し、世界の情勢を踏まえた事例を取り上げるとともに、世界中にあった小規模な地域経済がなくなり、人と自然、人と人との関わりが少なくなっている状況を指摘されました。
「東近江のローカリゼーション」をテーマとしたパネルトーク
辻信一さんの記念講演を受け、東近江のローカリゼーションについて、公益財団法人東近江三方よし基金の山口さんをコーディネーターに迎え、地域資源を活用する関係者でパネルトークを行いました。
各パネリストからは、現在の取組状況を紹介するとともに、どのように地域資源を活用した取組を展開していきたいのかという今後の抱負を述べられました。
菜の花館見学ツアー
パネルトーク終了後は、菜の花館に移動し、菜の花エコプロジェクトの拠点施設である菜の花館の見学ツアーを実施しました。
食の交流会
NPO法人愛のまちエコ俱楽部では、ローカリゼーションプログラムの一環として、東近江の地域の魅力を広く知ってもらうことを目的に民泊事業を行っています。今回の食の交流会では、NPO法人愛のまちエコ俱楽部の民泊事業に協力いただいている地元の皆さんにお願いし、東近江市で採れたおいしい野菜などを使った料理を用意していただきました。
このページに関するお問い合わせ
環境部森と水政策課
〒527-8527 東近江市八日市緑町10番5号(新館1階)
電話:0748-24-5524 ファクス:0748-24-5692
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