日本画 Japanese traditional painting(第14回(平成30年度)東近江市美術展覧会入賞作品)
2018
- 第14回(平成30年度) 14th
- 東近江市美術展覧会 An art exhibition
- 入賞作品集 A work of selected arts
日本画部門 審査員:岡村 倫行
<総評>
昨年に続いての作品との出会いでした。総体的に言えることは、充実した全作品に嬉しくなっていました。楽しく、又、真摯に取り組まれている出品者の皆さんの気持が良く伝わってきます。年に一度の作品展。1年間に描かれていた御自身の一等良い作品を選び抜かれ、出品出来れば良いと感じました。
市展賞
【命題】霊樹(還来神社)
【住所】東近江市
【氏名】高田 とみ子
【特別賞】東近江市文化団体連合会会長賞
【講評】審査会場に入り、目に飛び込んで来た作品。真正面から対象と対峙し、取り組まれて、良い結果が得られたと思います。画面空間に広がる空気感は作品全体を活かし切れたと思います。
特選
【命題】半夏生
【住所】東近江市
【氏名】竹中 淳子
【特別賞】中日新聞社賞
【講評】半夏生と石組の設定が画面構成を豊かなものにしています。色彩的に、白と灰色、淡い緑の調和のとれた心地良い感動を与えています。
特選
【命題】冬の朝
【住所】東近江市
【氏名】日永 清重
【特別賞】毎日新聞社賞
【講評】平凡な画面構成の中に作者の想いが強く込められ、筆致の細やかさと明度表現の的確さが力強く良い作品になったと思います。
佳作
【命題】夢
【住所】東近江市
【氏名】中野 李保
【特別賞】―
【講評】独自の空気感が今後の表現の指針となる様に思います。対象と自身との交錯する気の循環を、強く意識しつつ写生を重ねられることを希望します。
佳作
【命題】庭の貴婦人
【住所】東近江市
【氏名】辻 節子
【特別賞】―
【講評】画面空間と、白い花との空気感が対象の強い存在感を得られたと思います。葉の色の対比が前述の内容を弱くしかねないと思いました。花と周辺の繊細な表現と葉の表現が少しつながらない様に思えました。
佳作
【命題】記憶の場所(アウシュビッツ2)
【住所】東近江市
【氏名】木澤 幸子
【特別賞】―
【講評】レンガ造り、建物と鉄条網の対比は、一見恐さも感じますが、構成上、巧みに、美しさまで高められたことは嬉しく思いました。白と黒との対比が、バリケードの支柱の白さが、特に印象深く感じられました。
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