保育教諭・幼稚園教諭・保育士の一日を紹介します

市立認定こども園・幼稚園・小規模保育所で働く保育教諭、幼稚園教諭および保育士の仕事の様子を紹介します。

※保育教諭・幼稚園教諭・保育士を総称して「保育教諭」として紹介します。

　朝の受入れから保育教諭の一日がスタートします。子どもたちが元気に登園してくれるとうれしい気持ちでいっぱいになります。保護者とコミュニケーションを取り、子どもの機嫌や体調を確認します。

　園児が園で安心して過ごすためには、保育教諭との信頼関係が大切です。園児一人一人の気持ちをしっかり受け止め、スキンシップをとっています。

　子どもたちの好きな遊びは何かな？今、どんなことに興味があるのかな？と考えながら毎日保育しています。

　0・1・2歳児クラスでは、家庭的な雰囲気の中で子どもたちが自分で好きな遊びを選び、繰り返し楽しめるよう、さまざまな遊びを用意します。

　3・4・5歳児クラスでは、歌を歌うことや制作遊びなどをして、みんなで一緒に過ごす時間を楽しんでいます。今日も保育室からは、ピアノやギターの音に合わせて、子どもたちの元気な声が響いています。

　保育教諭は、子どもたちにとって身近なモデルとなります。「先生のようにやってみたい」という思いが興味や関心を高めたり、新しい出会いになったりします。また、善悪の判断、思いやりなど道徳性を培う上でも保育教諭は大きな役割を果たしています。

　待ちに待った給食の時間です。3・4・5歳児クラスは、保育教諭も一緒に給食を食べ「このニンジン甘いね」「おいしいね」など楽しく会話しながらおいしさを共有し、食べ物に関心が持てるようにしています。

　0・1・2歳児の給食の時間です。年齢や発達に合わせて抱っこで食べたり、少人数で食べたりするなどしています。「自分で食べたい」という気持ちが出てきた時は、その思いを尊重しながらもさり気なく手伝い、自分でできた喜びを感じられるようにしています。

　3・4・5歳児クラスでは1号認定児の降園前に、さよならの会をしています。「何かお話ししてくれる人」と聞くと、「はーい」と手を挙げて話をしてくれます。楽しかった思い、ちょっぴり悲しかった思いなどそれぞれの子どもたちの思いに共感し、「明日も元気に登園してね」とさようならをします。

　0・1・2・3歳児は、毎日午睡（昼寝）をします。保育教諭は子どもたちの様子を見守り、年齢に応じて（体の向きを調べる）睡眠チェックを行っています。

　認定こども園では、早朝保育・延長保育を行いシフト制で保育にあたります。延長保育は、異年齢児と過ごすことが多くなるので、保育教諭がそれぞれの思いを代弁し、仲立ちしながら一緒に遊べるようにしています。

　七夕や節分、ひな祭りなどの行事や毎月のお誕生日会では、保育教諭が紙芝居やパネルシアター、マジックなどの出し物をします。子どもたちに喜んでもらえるよう、練習もします。

　市内の19園で、里山保育を行っています。主に5歳児クラスの子どもたちが園の近くの里山などに出かけ、自然の美しさや不思議さを感じ、さまざまな生き物と出会う中で五感に多くの刺激を受けています。保育教諭も子どもたちと一緒に自然を感じ、楽しんでいます。

　職員会議や打ち合わせの様子です。クラス、学年、園での毎日の保育や行事について話し合い、連携をとりながら保育をすすめています。
　保育の計画を立てること、クラスの様子を保護者に伝えるクラスだよりなどを発行することも保育教諭の大切な仕事です。

職員研修（1）
　各園では園内研究会があり、それぞれのテーマに沿って1年間研究を進めています。研究を主になって進めていく研究主任の研修もあり、研究の進め方などを講師の先生から指導を受け、研究主任同士で話し合って理解を深めています。

職員研修（2）
　絵画遊びの研修です。子どもたちが伸び伸びと好きな絵を描く姿を想像しながら、描く素材や用具、技法などを学びます。

　毎日、かわいい子どもたちに囲まれて元気いっぱい働いています。東近江市の保育施設で私たちと一緒に働きませんか。