市内で「クビアカツヤカミキリ」を見つけた場合は連絡してください

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ページ番号1009886  更新日 令和7年7月22日

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 クビアカツヤカミキリは、東~東南アジアが原産の外来種のカミキリムシで、幼虫がサクラ、モモ、ウメなどバラ科の樹木の幹の中に穴を掘って材を食べ、木を弱らせ枯死させます。対応が遅れると、サクラ並木がすべて伐採されたり、果樹園に大きな被害が出たりするなど、深刻な事態を招くことから、平成30年1月に外来生物法の特定外来生物に指定され、平成24年に日本国内で初めて発見されて以来、全国各地で被害が確認されています。滋賀県内でも、令和7年7月14日に長浜市で初めて確認されました。

クビアカツヤカミキリの写真
成虫個体(大きさは2~4センチメートル程度)
フラスの写真
特徴的な形のフラス(木くず、糞の混合物)
成虫の脱出孔
成虫の脱出孔

クビアカツヤカミキリ

  • クビアカツヤカミキリは、サクラ・モモ・ウメなどバラ科の樹木に被害を及ぼします。

  • 幼虫は樹木内で成長し、内部を食い荒らすことにより、樹木を衰弱、枯死させるおそれがあります。

  • 幼虫の見つけ方
    樹木からうどんのような形のフラス(木くず、糞の混合物)が出ていたら、樹木内にクビアカツヤカミキリの幼虫がいる可能性があります。

  • 成虫の特徴
    大きさは2~4センチメートル程度で長い触覚を持つ。
    全体的にツヤのある黒い色
    クビ(胸部)が赤い。

  • クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定されており、飼育・保管・運搬・野外への放出などが禁止されています。発見した場合も生きた個体の移動などは行わず、その場で駆除してください。

  • 人体への直接的な影響はありません。

クビアカツヤカミキリを見つけたら

 被害の拡大を防ぐために、侵入の早期発見と迅速な対応が不可欠です。クビアカツヤカミキリの成虫やフラス(木くず、糞の混合物)を発見した場合は、滋賀県自然環境保全課または東近江市森と水政策課へ情報提供をお願いします。

 ※情報提供の内容:発見した日時・場所、成虫・フラス(木くず、糞の混合物)の有無、被害樹種、写真など

  • 成虫を見つけた場合

    見つけ次第、被害拡大防止のため、殺虫剤の使用や踏みつけなどにより駆除してください。

  • フラス(木くず、糞の混合物)を見つけた場合

    サクラ・ウメ・モモなどの樹木から細長いうどん状のフラス(木くず、糞の混合物)が出ているのを見つけた場合は、樹木の中にクビアカツヤカミキリの幼虫がいる可能性があります。スプレー剤処理、薬剤の注入などによる駆除や、ネット巻き付けによる成虫の拡散防止などの防除対策を行ってください。具体的な方法は以下の環境省ホームページなどを参考にしてください。

 

連絡先

東近江市環境部森と水政策課

  • 電話: 0748-24-5524
  • IP電話:050-5802-9021
  • ファクス: 0748-24-5692
  • メール: [email protected]

滋賀県自然環境保全課

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このページに関するお問い合わせ

環境部森と水政策課
〒527-8527 東近江市八日市緑町10番5号(新館1階)
電話:0748-24-5524 ファクス:0748-24-5692
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