市内の農地で「カロライナツユクサ」を見つけた場合は連絡してください
外来生物「カロライナツユクサ」の発生予察特殊報第1号が発表されました
滋賀県において令和8年9月18日付で、令和8年病害虫発生予察特殊報第1号(雑草)が発表されました。
令和8年8月下旬、東近江市の水田けい畔(水田のあぜ道)において、カロライナツユクサと疑われる雑草が発見されたため、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)で特定したところ、県内では未確認のカロライナツユクサであることが判明しました。
カロライナツユクサとは
(1)ツユクサ科ツユクサ属の一年生雑草である。葉の形状は、ツユクサに比べやや細長い。花は薄い青色の花弁が3枚、ツユクサは3枚の花弁のうち上2枚が濃い青色のため、開花期の判別は容易である。また、花を包む苞が細長く先が伸びる点も特徴である。
(2)気温20℃以上で出芽するため、九州では6~9月に多く発生する。九州北部など、これまでに発生が確認されている他県では、主に大豆栽培ほ場やけい畔で確認されており、大豆作では、ほ場内でのまん延により収穫困難となる場合もある。
防除対策
(1)トラクターやコンバインなどの機械作業、あるいは水系で種子が移動し拡散する可能性がある。侵入初期は、ほ場の出入り口やけい畔際などで発生がみられ、水田輪作地帯では地域全体に急速に拡散することが懸念されるため、発生が少ない場合であっても見つけたらすぐに防除する。
(2)他のツユクサ類と同様に、茎の節から根を出す性質があるため、ほ場内で抜き取った個体をけい畔などに放置しておくと節から発根して活着するため、ほ場から持ち出し適切に処分する。
(3)大豆ほ場では、本種の3葉期までにベンタゾンナトリウム塩液剤などの茎葉処理剤や中耕培土を行う体系が有効である。また、水田けい畔で発生している場合は、開花前にグルホシネート液剤で処理し、ほ場への侵入を防止する。除草剤の使用にあたっては、ラベルを確認し、農薬使用基準(使用時期・使用回数など)を遵守する。詳細は以下の大豆における難防除雑草の防除(農研機構)を参照してください。
連絡先
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