洋画(第21回(令和7年度)東近江市美術展覧会入賞作品)
洋画部門 審査員:矢野信司
〈総評〉個性あふれる作品が多数出品されていて、見応えがありました。また、対象に真摯に向かい合い、作者の思いがしっかりと伝わってくる作品が多くありました。高齢の方々の作品が多いので、若い人たちの出品を期待します。イラストなどの作品も大歓迎です。
市展賞

【命題】アナログ・アート
【住所】東近江市
【氏名】川村圭吾
【特別賞】東近江市文化団体連合会会長賞
【講評】複数の人物が巧みに配置され、観る人を引きつける魅力があります。また、人物の表現も巧みで、力量の高さを感じます。
特選

【命題】ロボットの楽園
【住所】東近江市
【氏名】森口政博
【特別賞】産経新聞社賞
【講評】生き生きとした色彩や構図が、画面全体に満ちあふれています。観る人を引き込み、さわやかな気持ちにしてくれる作品です。
特選

【命題】山里
【住所】米原市
【氏名】小野淳
【特別賞】滋賀市民新聞社賞
【講評】落ち着いた色彩で対象をしっかり捉えています。また、微妙な緑色の変化が巧みに表現されています。手前の花がほどよいアクセントになっています。
特選

【命題】山里待春
【住所】東近江市
【氏名】髙田徳一
【特別賞】株式会社カリセ賞
【講評】重なり合う山並みや森林が、神秘的で荘厳な印象をあたえてくれます。それに対して、手前の民家は華麗で生活感が感じられます。その対比が魅力的です。
佳作

【命題】僕はまだここにいる
【住所】東近江市
【氏名】磯部美輝
【講評】子どももころの懐かしい情景が蘇ってきます。リアルに描かれているのに現実感をあまり感じさせない表現に、作者の心境が読み取れます。
佳作

【命題】静物
【住所】東近江市
【氏名】西澤郁司
【講評】個々のモチーフに愛情を持ち、忠実に表現されています。全体としては、柔らかく神秘的なイメージが感じられます。
佳作

【命題】芽吹くころ
【住所】東近江市
【氏名】松尾明美
【講評】ゆったりとした風景の中に引き込まれる気持ちがします。草や木々の優しく爽やかな香りが漂ってくるようです。
佳作

【命題】春の散歩道
【住所】東近江市
【氏名】田中 繁臣
【講評】生き生きとしたタッチで、力強く表現されています。また、空の色をあえて押さえていることが、桜の花の美しさを印象的にしています。
佳作

【命題】京都三条レトロビル
【住所】野洲市
【氏名】白石儀一
【講評】煉瓦や石の表現が巧みで、歴史の重さを感じさせてくれます。それに対して、人物は生き生きとユーモラスに表現されています。その対比をおもしろく感じます。
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