写真(第21回(令和7年度)東近江市美術展覧会入賞作品)
写真部門 審査員:大久保勝利
〈総評〉今年は気候変動に生活のリズムも狂いそうな日々にも関わらず応募作品は、各ジャンルとも作者の感動が伝わり、完成度の高い作品は審査冥利に尽きました。ただ、気になったのはカーリングのままの額装が少し多かったのが残念に思いました。テクニックだけでは心を打つ写真は撮れません。来期も見る人の心を揺さぶるような作品を期待しています。
市展賞

【命題】絆
【住所】近江八幡市
【氏名】井口達也
【特別賞】滋賀県芸術文化祭奨励賞
【講評】「圧巻」の一言につきます。親鳥と幼鳥のフレーミングにバックの処理、写真で難題の白い毛並み、幼鳥の首筋の産毛の柔らかさと言い申し分なく、白いマット使用が、より一層にほのぼのした作品に感じました。
特選

【命題】夜風の足あと
【住所】大津市
【氏名】樋口浩司
【特別賞】毎日新聞社賞
【講評】朝陽に映える風紋、素晴しい出会いですね、夜明け前から撮影現場に到着、疲れも吹っ飛ぶ、素晴らしいプレゼントになりましたね。
特選

【命題】わぉ!綺麗なお姉さん
【住所】東近江市
【氏名】塚本純香
【特別賞】滋賀報知通信社賞
【講評】巨大な広告壁画に駆け寄る子供との対比、少女の自然な動きの仕草が審査の決め手になりました。
特選

【命題】光の競演
【住所】東近江市
【氏名】河岸薫
【特別賞】東近江スマイルネット賞
【講評】大輪の花火をバックに走る電車、計算された作品造り、作者の地元愛が伺えます。
特選

【命題】かそけき 余韻
【住所】東近江市
【氏名】杉谷眞人
【特別賞】報知写真新聞社賞
【講評】作者が目にした光景をどのように写し込むかにつきる。モノクロで長時間露出を屈指された作画、独自性があり見る人の心を揺さぶる作品になりました。
佳作

【命題】山頂に集う
【住所】東近江市
【氏名】川元典子
【講評】山頂の大きな石の回りに、遠足の子供たちでしょうか?シルエットの写真の中から子供たちの歓喜が聞こえそうです。
佳作

【命題】安全祈願
【住所】東近江市
【氏名】奥居由紀夫
【講評】安全祈願、社殿に向かい真後ろからの家族、大胆な作画はきっと申し分なく願いが通じることでしょう。
佳作

【命題】力走
【住所】東近江市
【氏名】竹中敏晃
【講評】44年ぶりの滋賀国体、東近江市会場の自転車競技を撮影、もう少し車列があったら?良い思い出造りになりましたね。
佳作

【命題】未来を開ける
【住所】大津市
【氏名】百武忠
【講評】ひまわり園の扉を恐々と開ける、幼児の好奇心が伝わり素晴らしいシャッターですね。
佳作

【命題】絆
【住所】東近江市
【氏名】山口銀治
【講評】犬への愛情をいっぱい感じさせる、大胆な構図は見る人にインパクトを与える作品になりました。
佳作

【命題】神事
【住所】東近江市
【氏名】阪江由紀
【講評】火花の散り具合もよく上手くまとまっていますが、もう少し濃いめのプリントの仕上がりが欲しいところですね。
佳作

【命題】霞の中で
【住所】栗東市
【氏名】中村友美
【講評】霞の光景に子供と傘を持つ人の対比を上手く絵造りしています。写欲が功を奏しましたね。
佳作

【命題】いい風、いい場所、いい俺
【住所】草津市
【氏名】池田秀彦
【講評】突堤の中央でポーズをとる猫、右奥のポールが波止場の雰囲気も出て、猫の目線と手の仕草はスターみたいです。
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