鈴鹿10座の魅力を高めるために登山のマナーを守りましょう!

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ページ番号1003968  更新日 令和7年1月6日

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鈴鹿10座の魅力を高め、次世代に継承するためにマナーを守って登山を楽しみましょう!

動植物、岩石などの採取や持ち込みはやめましょう!

鈴鹿10座は主要な区域が鈴鹿国定公園に指定されており、区域によっては、鉱物の採掘、木竹の伐採、植物の採取や植栽・播種、昆虫の採取、動物の捕獲や放つことなどの行為は、法律により禁止や制限が加えられています。

鈴鹿10座の優れた自然環境や景観を将来にわたって楽しんでいただくためにも、動植物、岩石などの採取、持ち込みはしないようにしましょう。

植物を保護し、山の荒廃を防止し、遭難を防止するため正しい登山道を歩きましょう!

鈴鹿の山と言えば「やぶ漕ぎ」が定番でしたが、近年はニホンジカの食害などにより、山頂付近のササ原や樹林帯の下層植生が衰退または消滅しつつあり、山の景観が大きく変化してきています。これに伴って、登山者はどこでも歩くことができるようになり、踏み荒らしによる植物の生育への影響や登山道の浸食の進行などのケースも見られます。また、コースを外れることによって発生する道迷いや遭難も懸念されます。このため、決められた正しい登山コースを歩くように心がけましょう。

ごみは持ち帰る。タバコのポイ捨てはやめましょう!

人が持ち込んだごみは、優れた景観を損なうだけではなく、環境に大きな負荷を与えることにもなります。また、飲食物の食べかすやにおいは、野生動物にとって魅惑的であり、誤飲や獣害の誘発にもつながります。タバコのポイ捨てもごみと同じ弊害を及ぼすとともに、山火事を起こすリスクを高めます。ごみはすべて持ち帰りましょう。

テントの設置ができる場所かどうかを確認しましょう!

テント泊については、禁止あるいは届け出が必要な場所があるので確認しましょう。また、テント泊の際には、火器類の取り扱いに十分に注意するとともに、自然を破壊したり、山火事のリスクがあることから焚火は絶対にやめましょう。

自然公園特別地域(特別保護地区)における届け出につきましては、滋賀県のホームページ(滋賀県琵琶湖環境部自然環境保全課)をご覧ください。

登山者は互いに譲り合い、他の登山者の迷惑になるような行動は避けましょう!

登山道は狭い箇所や危険な場所も多く、すれ違いや追抜きの際には、お互い譲り合うことが安全面からも大切です。

一般に登り優先と言われていますが、実際にはその場の状況や登山者の人数などによって臨機応変に対応をお願いします。また、休憩時に人やバックパック(リュック)などが道をふさいだり、山頂や景色の良い場所を独占したりするなど、他の登山者の迷惑になるような行動を避けて、すべての登山者が気持ちよく楽しめるようお互いに配慮しましょう。

犬などのペットを連れた登山自粛に協力をお願いします!

犬などのペットを連れた登山については賛否両論がありますが、他の登山者へ迷惑となることや糞尿など始末が不十分なケースがあること、リードが外れてペットが放たれてしまう危険性、野生動物との間における寄生虫や感染症の問題などがあります。鈴鹿10座においても今後ペットを連れた登山のあり方についてルールを定めていく必要があると考えていますが、想定されるリスクを未然に防止する観点からもルールができるまでの間、自粛に協力をお願いします。

環境負荷を少なくしよう!

トイレが十分に整備されていない山に入る場合には、あらかじめトイレに行ってから出発しましょう。どうしても我慢できない場合には、登山道から離れた安全な場所で土を少し掘って行い、便を埋めましょう。使用した紙は、密閉袋に入れて持ち帰りましょう。また、携帯トイレの持参も検討しましょう。

このページに関するお問い合わせ

環境部森と水政策課
〒527-8527 東近江市八日市緑町10番5号(新館1階)
電話:0748-24-5524 ファクス:0748-24-5692
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