脳脊髄液減少症をご存じですか

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ページ番号1002803  更新日 令和7年1月6日

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脳脊髄液減少症とは、交通事故をはじめ、転倒やスポーツ外傷、体に衝撃を受けたことなどが原因で脳脊髄液が漏れ、減少するという誰にでも起こり得る病気です。

この病気は、病気のつらさに加え、一般社会での認知度が低いため、周りの理解が得られないことが指摘されています。

事故などが発生した後、頭痛やめまいなどの症状がみられる場合には、安静を保ち、医療機関で受診するなどの適正な対応が必要です。

主な症状

頭痛、耳鳴り、めまい、吐き気、視力低下、光がまぶしい、首・腰痛、手足のしびれ、倦怠感などさまざまな症状が現れます。

脳脊髄液が減る原因

軽いけがや、医療行為が原因となる場合もありますが、原因不明の場合もあります。
発症の引き金となった事故の例として、交通事故、転倒、背部・頸部打撲、頭部打撲、転落、暴力その他比較的軽微な事故やけがなど、頭部や体への強い衝撃がなくても、発症する場合があります。

治療法

ブラッドパッチ治療法(硬膜外自家血注入療法)が効果的な治療法です。

脳脊髄液の漏出が確認された場合、漏出している穴を防ぐため、患者さんご本人から採取した血液を硬膜外に注入する治療法です。

この治療法は、平成28年4月から保険適用の対象となっています。治療法につきましては、担当医と相談してください。

脳脊髄液減少症の診療が可能な医療機関

滋賀県ホームページ「脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)について」を確認してください。

このページに関するお問い合わせ

健康医療部健康推進課
〒527-8527 東近江市八日市緑町10番5号(本館1階)
IP電話:050-5801-5646 電話:0748-24-5646
ファクス:0748-24-1052
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