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地域資源を生かした「まちづくり」事例学習(その3) 「東近江を循環・共生の大地に」地域が自立して生きる仕組みづくり (2006年12月23日(土) 愛東福祉センターじゅぴあ)
農家としてやりたいこと農家としてどこまでやれるか、どこまで自然を守れるか、ずっとずっと考えて、できることは全部やっていく。今日食べていただいたシカ肉も、紙皿では棄てられるから家にあったお皿で使う、お箸はきちっと持って帰って薪ストーブの焚きつけにさしてもらう。知ってることはできるだけさしてもらうっていうことでやってます。 あともう一つだけ、池田牧場でこれからやっていきたいことがあるんです。これは何かっていったら、地元の人が何百年ってここで住むための知恵をいっぱい持ってはんねんけど、昭和30年後半頃からどんどん文明の利器っていうのが出てきて、わしらの知ってることはもう用なしのことなんやて、今お年を召されてるおじいちゃんおばあちゃんなんかは、わしの言うことは古いからて、ほとんど口もあいてくれはらへん。先ほど言っておられたように、なんとか口をあいてもらって、みんなに知識として知ってもらいたい。 うちの長男も阪神大震災の時西宮におりましたが、なにもかもアウトになった時に、ぼくは大丈夫やったと言うんです。それはやっぱり田舎で育ってたから、「ぼくは」大丈夫っていうあれが聞けたと思うんです。 だから、もしもの時にいつか知恵に変えられるために、知識としてみんなに知ってもらえる場所、知恵をきちっとしゃべってから死んでもらうということを私とこでできたらいいなと思っております。だんだん時間が詰まってるようで、今日はこれで私の事例を発表さしてもらいました。 司会:はい、どうもありがとうございました。すみません、申し遅れまして。先ほど言いおきましたように、今日は先着100名様にシカ肉を食べていただきましたが、今日は池田牧場さんの方に提供いただいておりますので、ご報告させていただきます。 それからですね、今の話に出てきていますが、実は21世紀記念事業というのを昨年からやっておりますが、私担当させていただきまして、岩手から薪割りの先生を呼んできてやらせていただきましたんですが、その打ち上げは、池田牧場さんの所を使わせていただきまして、シカ肉を食べていただきました、という利用の仕方をさせていただいております。 個人ごとで言わせていただきますと、ここのところのお中元、お歳暮につきましては、イタリアンジェラートを私は送らせていただいております。冬に食べるアイスクリームもなかなかおいしいもんでございます。
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