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地域資源を生かした「まちづくり」事例学習(その3) 「東近江を循環・共生の大地に」地域が自立して生きる仕組みづくり (2006年12月23日(土) 愛東福祉センターじゅぴあ)
菜の花プロジェクトの活動これは環境教育とか環境学習体験なんですが、子どもたちにこういった様々な学習であるとか体験活動を行なうことによって、未来を担う子どもたちの環境意識を高めるということにもつながっていくのかなとも思っておりますし、全国からたくさんの方にお越しいただきます。昨年は180団体ぐらいの方にお越しいただきました。それも東近江市が存在価値を高めることにもつながっているのかなというふうに思っています。 これはその体験の一部です。実際に自分たちで苗を植えたり、収穫したり、油を搾ったりという様々な体験を通して環境について考えていただく、あるいは実践をすることでそういった参画をしていただくということをやっています。 これは廃食油の回収です。合併をしたことによって、東近江市は今4万世帯ぐらい、12万人ぐらいの人口になったわけですが、その分非常にたくさんの廃食油が市内では出ております。大体市内では年間10万�Pぐらいの廃食油が出ているというふうに思っているわけですが、今現在3万�Pぐらいの回収になっております。そういう意味では裾野が非常に広いわけですので、それをいかに高めていくのかなあということで、今日のビラにも入ってますが、ガソリンスタンドでも回収しながら。廃食油を回収してBDFをつくることで新たな廃食油の活用の目標ができているのかなというふうに思ってます。 これは回収した廃食油をBDFにしていろんな所に使っております。公用車に使ったり、あるいはバスですね。市内を走っているバス4台に使っておりますし、地域の営農組合に特許を取らせて今4つの組合にBDFを供給して農耕期に使っていただいたりしております。 今年の夏はコトナリエということを地域でやっております。一大イベントの発電をすべてBDFでやるということで期間中1200�PぐらいのBDFを使いました。そのBDFを使うにあたって地域の人たちが約2千数百�Pぐらいの廃食油を集められたということで、新たな廃食油回収の大きな啓発なり運動につながっていくのかなと思っております。
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