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地域資源を生かした「まちづくり」事例学習(その3) 「東近江を循環・共生の大地に」地域が自立して生きる仕組みづくり (2006年12月23日(土) 愛東福祉センターじゅぴあ)
産学共同の必要性藤井:せっかく宮本先生は滋賀大の学長をしていらしてくださっていて、今日は会場に学生は全然いないのでしょうか? 学生さん? 大学生の方? あ、一人いた。という具合でですね、宮本先生が滋賀大の学長をなさっている時に、まさに地域をつくる足元をしっかりつくっていくために学生がどうそこに入るかということと、研究者の研究のさまざまなものがどう地域に活かされるかということをしきりにおっしゃっていましたが、それは滋賀大で先生が学長でいらっしゃる時に成功しているんでしょうかね? 宮本:なかなかむつかしいですね。産学共同っていうんですけどね、僕は産学共同っていうと、大きな工業、あるいは企業と大学が結ぶように言っているんですけれど、そうじゃなくて今日のお話、県立大学のお話は大変気に入ったというか、すばらしいと思ったんだけど、産業の中には農林漁業もあるわけですよね。 農林漁業と大学が共同するっていうのは本当に必要なことで、むしろそういうところで新しい技術を発揮してもらえればいいんじゃないかと思って、地域共同の部門にはそういうことを言っていたんですが、学生は彦根の都心の衰退をなんとかしたいというところでは割と一生懸命拠点をつくってやっていますね。僕はこれは地域の状況をよく調べ、それを自分の勉強に活かしていくというふうになってくれればいいんじゃないかと思ってそれは非常に期待していたんですが。
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