東近江市近江匠人 認証物産と事業者 菓道 冨来郁

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ページ番号1003722  更新日 令和7年1月6日

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イラスト:近江匠人

菓道 冨来郁

五個荘地区にある1世紀半の歴史を誇る老舗和菓子店です。和菓子を通じて近江商人の考えや精神を発信されています。

  • 認証物産:三方よし、冨来小判
  • 代表者:南 万寿夫
  • 所在地:東近江市宮荘町419
  • 連絡先:0748-48-2919

近江匠人 認証物産

認証物産 【左】三方よし【右】冨来小判

写真:【左】三方よし【右】冨来小判

「三方よし」
近江商人の家訓(精神)である「三方よし」を小豆餡入りのパイ生地饅頭で表現しています。表面に3つの切り込みを入れて三方を表し、真ん中には、旧五個荘の町木が、五葉松であったことから、繁栄を願って松の実が添えられています。

「冨来小判」
大粒で高級な大納言小豆の粒餡を近江米の米粉を使用した生地で包んだ薄皮饅頭です。近江商人の考え方や地域貢献の証を小判型の薄皮饅頭で表現しています。

事業者の思い

写真:事業者

創業は明治5年。近江商人発祥の地、五個荘ならではのお菓子づくりを心がけています。地域の伝統文化や四季折々の歳時記をお菓子に込めて、食べる喜びと共に地域の事を再確認していただき、より多くの皆さんに東近江市を知っていただきたいと思っています。

私は学校を卒業して京都や奈良の和菓子店で修行させていただきましたが、使っている原材料は滋賀県産の米粉や羽二重モチばかりで大変驚きました。早く修行を終えて自分の手で地元の材料を使い、五個荘ならではのお菓子をつくり、お世話になったお客さまにお渡ししたいという思いが私の土台です。

今、4代目店主になりますが、自社農園で米を収穫して、商品づくりが出来ている事を嬉しく思います。また、農作業は食の大切さや作り手の苦労、天然原材料の善し悪しの見極めなど勉強になりお菓子づくりに役立ちます。

これからも多くの地域素材、地域文化を取り入れたお菓子づくりに精進し、この地域の大先輩である近江商人の功績や東近江地域文化のことを食べながら楽しく思い巡らしていただければ幸甚です。

このページに関するお問い合わせ

商工観光部観光物産課
〒527-8527 東近江市八日市緑町10番5号(本館2階)
IP電話:050-5801-5662 電話:0748-24-5662
ファクス:0748-23-8292
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